特許
J-GLOBAL ID:200903068640457324

マルチビーム走査光学系

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 隆秀 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-214000
公開番号(公開出願番号):特開平5-053068
出願日: 1991年08月26日
公開日(公表日): 1993年03月05日
要約:
【要約】【目的】 複数のレーザビームを用いたマルチビーム走査光学系において、画像再現性を向上させること。【構成】 発振位置が距離r1離れて配置された複数のレーザダイオードの出力する広がり角θ1で波長λの複数のレーザビームをコリメート光にするコリメートレンズおよび前記コリメート光にされたレーザビームを回転多面鏡の鏡面に収束させる第1走査光学系と、前記回転多面鏡と感光体表面との間に配設されたf-θレンズおよびこのf-θレンズから出射したレーザビームを感光体表面の副走査方向Yに所定の飛び越し走査周期iだけ離れた位置で収束させる第2走査光学系と、を備えたマルチビーム走査光学系は、前記コリメート光にされた複数のレーザビームが第1走査光学系の光軸と交わる位置にアパーチャが配設され、前記各パラメータr1,λ,θ1,およびiは次式を満足するように定められている。k= (4α/π)(iλ/r1θ1)
請求項(抜粋):
各々独立に変調されたLD駆動信号によりそれぞれ駆動されるとともに発振位置が距離r1離れて配置された複数のレーザダイオード(LD1,LD2 )を有するレーザアレイ(1)と、前記複数のレーザダイオード(LD1,LD2 )の出力する副走査方向の(1/e2)強度広がり角θ1で波長λの複数のレーザビーム(L1,L2 )をコリメート光にするコリメートレンズ(10)および前記コリメート光にされたレーザビーム(L1,L2)を回転多面鏡(14)の鏡面に収束させる副走査方向に光学的パワーを有する第1副走査方向パワー光学部材(12)から成る第1走査光学系(M1)と、前記回転多面鏡(14)と感光体表面(18a)との間に配設されたf-θレンズ(15)およびこのf-θレンズ(15)から出射したレーザビーム(L1,L2)を感光体表面(18a)の副走査方向Yに所定の飛び越し走査周期iだけ離れた位置で収束させる副走査方向Yに光学的パワーを有する第2副走査方向パワー光学部材( 16)とから成る第2走査光学系(M2)と、を備えたマルチビーム走査光学系において、前記コリメート光にされた複数のレーザビーム(L1,L2)が第1走査光学系(M1)の光軸と交わる位置にアパーチャ(11)を配設し、前記各パラメータr1,λ,θ1,およびiが次式を満足するように定められたマルチビーム走査光学系。但し、1.4≦K≦1.8であり、αは、アパーチャ(11)の副走査方向の径に依存する値で、前記第1副走査方向パワー光学部材(12)の焦点距離をf2、前記アパーチャ(11)に入射するコリメート光とされたレーザビーム(L1,L2)の副走査方向の(1/e2)強度値径をD、前記回転多面鏡(14)の鏡面に収束するレーザビーム(L1,L2)の副走査方向の径をd2としたときに、d2=(4α/π)×(λf2/D)を満たす値である。
IPC (3件):
G02B 26/10 ,  G03G 15/04 116 ,  H04N 1/04 104
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-248114
  • 特開昭62-151822

前のページに戻る