特許
J-GLOBAL ID:200903068648450213

エンジンのメカニカルガバナ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北谷 寿一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-326522
公開番号(公開出願番号):特開平7-180577
出願日: 1993年12月24日
公開日(公表日): 1995年07月18日
要約:
【要約】【構成】ガバナ力入力レバー3の入力端部に相互に対向する一対の軸支持部4・4を設け、これらの間にローラ枢軸5を架設し、これに一対のローラ6・6を並設状に遊嵌して構成した、エンジンのメカニカルガバナにおいて、次のようにした。すなわち、一対のローラ6・6の間に向けて舌片12を導出し、その導出端部13と一対の軸支持部4・4とで、一対のローラ6・6をローラ枢軸5の軸長方向に対して位置決めした。【効果】一対のローラ6・6とローラ枢軸5との間にはそれぞれ摺動隙間20・20が形成されるが、この両摺動隙間20・20の各内向き端部は舌片12によって遮蔽されることなく、ガバナ室1内に露出されるため、ガバナ室1内の潤滑油ミストや潤滑油の油滴が上記両摺動隙間20・20にその内向き端部から容易に侵入する。
請求項(抜粋):
ガバナ室(1)に架設したガバナレバー枢軸(2)にガバナ力入力レバー(3)を揺動自在に枢支し、このガバナ力入力レバー(3)の入力端部に相互に対向する一対の軸支持部(4)・(4)を設け、この一対の軸支持部(4)・(4)の間にローラ枢軸(5)を架設し、このローラ枢軸(5)に一対のローラ(6)・(6)を並設状に遊嵌し、更に、上記ガバナ室(1)に設けたガバナ軸(7)にガバナスリーブ(8)を遊嵌し、このガバナスリーブ(8)の出力端面(9)を上記一対のローラ(6)・(6)で受け止めるように構成した、エンジンのメカニカルガバナにおいて、上記一対の軸支持部(4)・(4)の相互に対向する各縁部(10)・(10)間に架橋部(11)を設け、この架橋部(11)から上記一対のローラ(6)・(6)の間に向けて舌片(12)を導出し、この舌片(12)の導出端部(13)の両側端縁(14)・(14)をそれぞれ上記各ローラ(6)・(6)の内向き端面(15)・(15)に沿わせ、この舌片(12)の導出端部(13)と上記一対の軸支持部(4)・(4)とで、上記一対のローラ(6)・(6)を上記ローラ枢軸(5)の軸長方向に対して位置決めし、しかも、上記一対の軸支持部(4)・(4)と架橋部(11)と舌片(12)とを単一の板金で一連に形成した、ことを特徴とするエンジンのメカニカルガバナ。
IPC (2件):
F02D 31/00 301 ,  F02D 1/04

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