特許
J-GLOBAL ID:200903068651364654

撮像装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菊谷 公男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-340552
公開番号(公開出願番号):特開平10-173973
出願日: 1996年12月05日
公開日(公表日): 1998年06月26日
要約:
【要約】【課題】 道路部分を含む領域の画像が暗くなるのを防止しつつ、上方を撮像した場合でもスミア等のないコントラストの良い画像が得られ、かつ常にコントラストの良い道路画像や車線画像が得られる撮像装置を提供する。【解決手段】 画像信号を出力するCCD3を有し、露光時間を制御可能なカメラ1と、CCD3の前面側に配置された分割駆動可能なLCD4と、撮像を開始させる同期信号を出力する撮像制御信号生成手段7と、奇数回目の撮像範囲の空領域を検出する空領域検出手段13と、偶数回目の撮像時に用いる露光時間を空領域以外の領域の輝度に応じて算出する露光時間算出手段14と、検出された空領域内にあるLCD4のブロックを偶数回目の撮像開始前に駆動して透過光量を減衰させるフィルタ駆動手段15とを備え、偶数回目の撮像時に得られる画像データを外部へ出力する。走行時に画像の空領域が上下に変化しても、その変化に応じてLCD4により光量を減衰する領域を上下に変化させることができる。
請求項(抜粋):
入射光の光強度に応じた画像信号を出力するイメージセンサを有し、該イメージセンサに対する入射光の露光時間を制御可能なカメラと、前記イメージセンサの前面側に配置された分割駆動可能な複数の透過光量可変部を有し、各透過光量可変部は駆動されると透過光の光量を減衰させるフィルタ手段と、前記カメラによる撮像を開始させる同期信号を生成し、一定時間毎に前記カメラへ出力する撮像制御信号生成手段と、奇数回目の撮像時に得られる前記画像信号に基づき、奇数回目の撮像範囲における空部分の略全体が含まれる空領域を検出する空領域検出手段と、前記奇数回目の撮像時に得られる画像信号に基づき、前記奇数回目の撮像の次に行なう偶数回目の撮像時に用いる露光時間を前記空領域検出手段により検出された前記空領域以外の領域全体の輝度に応じて算出し、該露光時間を表わす制御信号を前記カメラへ出力する露光時間算出手段と、前記複数の透過光量可変部のうち前記検出された空領域に対応する領域内にある全ての透過光量可変部を、前記奇数回目の撮像の次に行なう偶数回目の撮像開始前に駆動するフィルタ駆動手段とを備え、偶数回目の撮像時にそれぞれ得られる前記画像信号を外部から読み出せるように構成されていることを特徴とする撮像装置。
IPC (4件):
H04N 5/225 ,  B60R 1/00 ,  H04N 7/18 ,  B60R 27/00
FI (5件):
H04N 5/225 Z ,  H04N 5/225 C ,  B60R 1/00 A ,  H04N 7/18 J ,  B60R 27/00

前のページに戻る