特許
J-GLOBAL ID:200903068652252850

空隙利用通路をもつ吸引型曝気装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平2-417929
公開番号(公開出願番号):特開平7-163993
出願日: 1990年12月17日
公開日(公表日): 1995年06月27日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、液体中で攪拌、曝気と浮遊物の破砕などが同時におこなえ、更に髪の毛などの浮遊物の絡み付きを防止する曝気装置に係るもので、排水処理全般をはじめ浄水場での攪拌曝気による沈澱の促進や湖沼での浄化、養魚場での曝気など、水処理全般に広く利用できる空隙利用通路をもつ吸引型曝気装置である。【構成】 本発明は、回転軸を中空状態に形成させてエア通路として供給し、回転軸の端部付近に羽根を突設させて、羽根を形成した根元部の回転軸よりエア噴出孔部を形成させて、孔部付近の羽根部に水流の流方向に対して衝立構造を設けながら羽根幅方向へ延設させて、孔部から羽根部の羽根幅方向へのエアの供給方法に衝立構造と水流の表面剥離利用構造とした。
請求項(抜粋):
1)動力と直結した回転軸をもち、該回転軸に羽根部を突設させて、液体中に発生する負圧を利用して エア通路より気体を供給しながら撹拌曝気させるラセン型またはスクリュー型曝気装置において、 回転軸を中空状態に形成させてエア通路として供給し、該回転軸の端部付近に羽根部を突設させて、該羽根部を形成した根元部の該回転軸側面付近よりエア噴出孔部を形成させて、該孔部付近の該羽根部に水流の流方向に対して衝立構造を設けながら羽根幅方向へ延設させて、該孔部から該羽根部の羽根幅方向へのエアの供給方法に該衝立構造と水流の表面剥離利用構造としたことを特徴とする空隙利用通路をもつ吸引型曝気装置。2)前記回転軸の軸方向に対して該羽根部をそれぞれ上下方向に複数設けて一組としながら任意の組数で構成して、該一組の羽根部の間の該回転軸に該孔部を形成して、該上下の羽根部の間隔をもたせた構造として、該羽根部間に流入する水流のベクトル方向を強制的に変更させる構造と、該下側羽根部の背面部を流れる水流に上側羽根部の腹面部が影響を与える構造にして負圧増幅構造とした特許請求の範囲第1項記載の空隙利用通路をもつ吸引型曝気装置3)前記一組の羽根部を一部分接合または間隔を狭める構造として、該羽根部の迎角が大きい構造として、該上側羽根部の背面部を流れる水流の表面剥離利用構造としてエア吸引させる構造とした特許請求の範囲第1項および第2項記載の空隙利用通路をもつ吸引型曝気装置。
IPC (3件):
C02F 3/22 ZAB ,  B01F 3/04 ,  C02F 3/00

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