特許
J-GLOBAL ID:200903068652331369

注射器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 瀧野 秀雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-171367
公開番号(公開出願番号):特開平8-308928
出願日: 1993年11月30日
公開日(公表日): 1996年11月26日
要約:
【要約】【課題】 緊急を要する医療の現場で、複数の薬剤を同時に注射する必要のあるような場合や、固体の製剤を溶解液に溶かして注射する必要がある場合に予め異種類の注射剤を混合しておくことなくそれぞれシリンダに分離形成された室内に収容し、使用する際に簡単な手段でその双方の注射剤を順次分注し、もしくは混合して注射できるようにする。【解決手段】 シリンダ21内の注射針接続部とプランジャ24との間に、シリンダの内部空間を複数の室に水密に分割する複数個の仕切部31,32を摺動自在に設け、該仕切部相互間又は仕切部とプランジャとの間に2つ以上の室33,34を形成し、該各室内にそれぞれ異なる注射剤を充填し、前記プランジャが注射針側に移動することによって前記各室と注射針接続部とを連通する通路26を設けた。
請求項(抜粋):
一端に注射針接続部を有し他端に開口を有するシリンダと、該開口から挿入されるプランジャとを有する注射器において、前記シリンダ内の前記注射針接続部とプランジャとの間に、シリンダの内部空間を複数の室に水密に分割する複数個の仕切部を摺動自在に設け、該仕切部相互間又は仕切部とプランジャとの間に2つ以上の室を形成し、該各室内にそれぞれ異なる注射剤を充填し、前記プランジャが注射針側に移動することによって前記各室と注射針接続部とを連通する通路を設けたことを特徴とする注射器。

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