特許
J-GLOBAL ID:200903068656928513

インクリボンからバインダー樹脂を回収する方法及び染料を回収する方法、それらの方法に使用するインク回収装置及びインク回収ヘッド、並びにリサイクルインクリボン製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田治米 登 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-219177
公開番号(公開出願番号):特開平9-165466
出願日: 1996年07月31日
公開日(公表日): 1997年06月24日
要約:
【要約】【課題】 昇華熱転写記録方式用インクリボン廃棄物から、リサイクル可能な染料及び/又はバインダー樹脂を回収する。【解決手段】 回収インクリボンのインク層のバインダー樹脂及び/又は染料を、溶媒に溶解させ、得られた溶液から不溶解物を除去し、濃縮した後に、濃縮物を特定の溶媒中に投入してバインダー樹脂を沈殿回収し、上澄みから染料を回収する。あるいはインク層から染料のみを実質的に溶解する溶媒で染料を抽出して回収するか、染料をインク層から昇華させることにより回収する。ここで、インク回収装置として、インクリボン搬送手段;染料とバインダー樹脂とを溶媒で回収するインク回収ヘッド;溶媒を収容するための液タンク;及び液タンクからインク回収ヘッドに溶媒を供給し、インク回収ヘッドで染料及び/又はバインダー樹脂を溶解した溶媒を液タンクに循環させる溶媒循環手段を有するものを使用する。
請求項(抜粋):
染料とバインダー樹脂とからなるインク層を有するインクリボンを回収し、そのインクリボンのインク層を、染料とバインダー樹脂とを溶解する溶媒に溶解させ、得られた溶液から不溶解物を除去した後にその溶液を濃縮し、得られた濃縮物を、染料を溶解するがバインダー樹脂を実質的に溶解しない溶媒中に投入してバインダー樹脂を沈殿させて分別し乾燥することによりバインダー樹脂を回収することを特徴とするインクリボンのインク層からのバインダー樹脂回収方法。
IPC (6件):
C08J 11/08 ZAB ,  B09B 3/00 ,  B09B 5/00 ,  B41M 5/38 ,  C08J 9/28 101 ,  C08L101:00
FI (5件):
C08J 11/08 ZAB ,  C08J 9/28 101 ,  B09B 3/00 304 P ,  B09B 5/00 R ,  B41M 5/26 101 Z

前のページに戻る