特許
J-GLOBAL ID:200903068659916893
CADシステム,ならびにCADシステムにおけるベジェ曲線のデータ変換装置および方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
牛久 健司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-346932
公開番号(公開出願番号):特開平8-249480
出願日: 1995年12月14日
公開日(公表日): 1996年09月27日
要約:
【要約】【目的】 3次ベジェ曲線を始点および終点における勾配を保存し,かつ,ほぼ同じ形状になるように,5次ベジェ曲線に変換する。【構成】 3次ベジェ曲線上の点を与えるパラメータが等間隔で計算される。計算されたパラメータと3次ベジェ曲線を規定する制御点を用いて3次ベジェ曲線上の点が計算される。3次ベジェ曲線の始点および終点における単位接線ベクトルが計算される。計算されたパラメータ,3次ベジェ曲線上の点,ならびに始点および終点における単位接線ベクトルを用いて,5次ベジェ曲線を規定する制御点が計算される。
請求項(抜粋):
第1のCADシステムと第2のCADシステムとから構成されるデザイン・システムであって,上記第1のCADシステムは第1のデータ・ファイルと第1の変換手段とを備え,上記第1のデータ・ファイルは曲線をもつ製品のイラストを表わすデータの集まりであり,上記第1のデータ・ファイルは上記曲線を表わす3次ベジェ曲線を規定する制御点データを含み,上記第1の変換手段は,上記第1のデータ・ファイルを,複数種類のCADシステムに共通のデータ・フォーマットを持つ共通データ・ファイルに変換するものであり,上記第2のCADシステムは第2の変換手段とCADデータ・ベースとを備え,上記第2の変換手段は,上記第1のCADシステムから伝達された上記共通データ・ファイルを,上記第2のCADシステムに固有のデータ・フォーマットを持つCADデータ・ファイルに変換するものであり,上記CADデータ・ベースは,3次ベジェ曲線を規定する制御点データを含む,変換後の上記CADデータ・ファイルを記憶するものである,そのような上記デザイン・システムにおいて,上記第2のCADシステムはさらに,3次ベジェ曲線を規定する制御点データを5次ベジェ曲線を規定する制御点データに変換するデータ変換手段と,このデータ変換手段によって変換されたCADデータ・ファイルに基づいて製品を表わす画像を表示装置に表示する表示制御手段とを備え,上記データ変換手段は,上記CADデータ・ベースに記憶されたCADデータ・ファイルから3次ベジェ曲線を表わすデータを抽出するベジェ曲線抽出手段,3次ベジェ曲線上の6個の点をそれぞれ与える6個の第1のパラメータを,所定の範囲内で等間隔に決定する第1のパラメータ決定手段,上記第1のパラメータ決定手段によって決定された6個の第1のパラメータと,3次ベジェ曲線を規定する制御点データとを用いて3次ベジェ曲線上の6個の点を表す座標データを決定する座標決定手段,3次ベジェ曲線の始点および終点のそれぞれにおける勾配を表す2つの単位接線ベクトルを,3次ベジェ曲線を規定する制御点データを用いて決定し,3次ベジェ曲線の始点または終点において制御点が縮退しているときには近似して決定する接線ベクトル決定手段,上記座標決定手段によって決定された3次ベジェ曲線上の6個の点を表す座標データを用いて,3次ベジェ曲線の始点から各点までの3次ベジェ曲線の長さに応じた6個の第2のパラメータを決定する第2のパラメータ決定手段,ならびに上記3次ベジェ曲線の長さに応じて決定された6個の第2のパラメータと,上記3次ベジェ曲線上の6個の点を表す座標データと,上記3次ベジェ曲線の始点および終点のそれぞれにおける2つの単位接線ベクトルとに基づいて,3次ベジェ曲線の始点および終点における勾配を保存し,かつ3次ベジェ曲線上の点またはその近傍を通るように,5次ベジェ曲線を規定する制御点データを決定する制御点決定手段を備え,上記表示制御手段は,上記データ変換手段により変換された5次ベジェ曲線を規定する制御点データを含むCADデータに基づいて製品を表示するためのデータを作成する手段,および上記表示データをビット・マップ・メモリ上に展開する手段を備え,上記表示データをビット・マップ・メモリ上に展開たデータによって反映される製品の画像が上記表示装置に表示される,CADシステム。
IPC (2件):
FI (3件):
G06F 15/72 355 P
, G06F 15/60 606 B
, G06F 15/60 620 A
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