特許
J-GLOBAL ID:200903068660802958

支持装置内蔵式回転扉

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-122901
公開番号(公開出願番号):特開平11-303498
出願日: 1998年04月16日
公開日(公表日): 1999年11月02日
要約:
【要約】【目的】 構造物に付属する回転扉のうち、水平軸の回りに回転するものは回転に伴って重心が上下するために扉の開閉に際しては運動部分の摩擦力に加えて自重によるモーメントが加わるので、重い扉の場合には人力による開閉が困難である。その対策として従来リンク等を介してコイルばねの力で回転扉の重量を支える構造のものが知られているが、重量がかさみ、大きなスペースを必要とする等の欠点があるのでこれを改良する。【構成】 回転扉の自重によるモーメントを回転扉自体の内部に収納した回転軸、カム、カムフォロワー、トーションバーからなる支持装置に支承させるようにした。
請求項(抜粋):
箱等の構造物に水平軸の回りに回転可能に支持されている回転扉であって、内部に次の(a) 〜(e) の要素から構成される支持装置を具えており、該支持装置により扉の開閉に伴って生ずる、自重に基づく、前記水平軸の回りのモーメントを支承することによって、人力による扉の開閉を容易にしたことを特徴とする支持装置内蔵式回転扉。(a) 前記回転扉の回転運動を後記回転軸の回転運動に伝える伝動機構。(b) 前記回転扉に内蔵されており、軸受を介して前記回転扉に相対回転可能に支持されている回転軸。(c) 前記回転軸に固定されており、該回転軸の軸心と平行でかつ軸心からの距離が漸次変化する線分からなる曲面を有するカム。(d) 前記回転扉に内蔵されており、ばね鋼等の弾性材料の丸棒からなり、一端部が前記回転扉に固定され、他端部が軸受を介して前記回転扉に回転自在に支持されているトーションバー。(e) 一端部が前記トーションバーの他端部に固定され、他端部が前記カムの曲面に圧接しているカムフォロワー。
IPC (3件):
E05F 3/04 ,  B60J 5/10 ,  B62D 33/04
FI (3件):
E05F 3/04 ,  B60J 5/10 A ,  B62D 33/04 C

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