特許
J-GLOBAL ID:200903068661970455

ノックセンサの信号処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-072226
公開番号(公開出願番号):特開平6-280668
出願日: 1993年03月30日
公開日(公表日): 1994年10月04日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 演算負荷を低減させ、信号処理の高速化を図ることができるノックセンサの信号処理装置を提供する。【構成】 内燃機関のノックに応じた電圧信号を出力するノックセンサ1には、電圧信号入力回路3及びローパスフィルタ(LPF)4を介して、複数段の増幅率を有する増幅率切換アンプ5が接続されている。同増幅率切換アンプ5には、アナログ-デジタル変換器(ADC)6を介して中央処理装置(CPU)7が接続されている。CPU7は、ノックセンサ1からの電圧信号をデジタルフィルタ処理するとともに、ノック検出期間において所定周期毎に電圧信号を入力して同電圧信号の最大値を求める。さらに、ノック検出期間経過後において1点火周期に1回、増幅率切換アンプ5の出力により電圧信号の中心値を求めるとともに、最大値と電圧中心値とに基づいて電圧信号の最大振幅量を算出し、その最大振幅量に応じて増幅率切換アンプ5の増幅率を切り換える。
請求項(抜粋):
内燃機関のノックに応じた波形信号を出力するノックセンサと、複数段の増幅率を有し、同増幅率にて前記ノックセンサからの波形信号を増幅する信号増幅手段と、前記波形信号の中心値を出力する波形信号中心値出力手段と、前記信号増幅手段を介して入力される前記ノックセンサからの波形信号をデジタル演算処理する演算処理手段とを備え、前記演算処理手段は、ノック検出期間において所定周期毎に前記ノックセンサからの波形信号を入力して同波形信号のピーク値を求め、さらに、ノック検出期間経過後において1点火周期に1回、前記波形信号中心値出力手段による波形信号の中心値と、波形信号のピーク値とに基づいて波形信号の振幅量を算出し、その振幅量に応じて前記信号増幅手段の増幅率を切り換えることを特徴とするノックセンサの信号処理装置。
IPC (6件):
F02D 45/00 368 ,  F02D 45/00 ,  F02D 45/00 358 ,  F02P 5/15 ,  G01H 17/00 ,  G01M 15/00

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