特許

J-GLOBAL ID：200903068664749334

バイポーラ式密閉形蓄電池

発明者： 大前 孝夫
出願人/特許権者： 日本電池株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-172071
公開番号（公開出願番号）：特開平6-196203
出願日： 1992年06月04日
公開日（公表日）： 1994年07月15日
要約：

【要約】【目的】 セル間接続部での電圧ロス、および電池外周部での活物質利用率の低下を防止した数セルが一体化されたバイポーラ式密閉形蓄電池を得る。【構成】 一枚の帯状の集電体に正、負極活物質を備え、集電体の中央部にセル間を隔離するための突状体を設けたバイポーラ極板と、一枚の帯状の集電体に一定幅を残して正または負極活物質を備え、セルを上部または下部と隔離するための突状体を前記一定幅部分に設けた第1セル用および最終セル用の極板とを、セパレータを介して正極板と負極板とが対向するように配置して重ね合わせ、この重ね合わせた帯状の極板群を巻いて複数セルを一体に形成する構成とするバイポーラ式密閉形蓄電池であって、突条体は柔軟で接着性が付与されたものであり、極板群は偏平状に巻かれている構成とする。

請求項（抜粋）：

一枚の帯状の集電体に正、負極活物質を備え、集電体の中央部にセル間を隔離するための突状体を設けたバイポーラ極板と、一枚の帯状の集電体に一定幅を残して正または負極活物質を備え、セルを上部または下部と隔離するための突状体を前記一定幅部分に設けた第1セル用および最終セル用の極板とからなり、前記3種類の極板をセパレータを介して正極板と負極板とが対向するように配置して重ね合わせ、この重ね合わせた帯状の極板群を巻いて複数セルを一体に形成する構成とするバイポーラ式密閉形蓄電池であって、前記突条体は柔軟で、少なくともその頂部には接着性が付与されたものであり、極板群は偏平状に巻かれていることを特徴とするバイポーラ式密閉形蓄電池。