特許
J-GLOBAL ID:200903068680207100

光学ガラス素子の成形方法及び成形用ガラス素材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山下 穣平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-343590
公開番号(公開出願番号):特開2001-158627
出願日: 1999年12月02日
公開日(公表日): 2001年06月12日
要約:
【要約】【課題】 予め、プレス成形される前の成形用ガラス素材に、離型性を向上するための工夫をして、加圧成形後に、特に、離型させるための装置などを使用せずに、容易に光学ガラス素子を成形型から分離し、取り出せるようにした成形用ガラス素材、および、その成形用ガラス素材を用いた光学ガラス素子の成形方法を提供する。【解決手段】 一対の成形型の間に、成形用ガラス素材を装填し、プレスすることで、所要の光学機能面を有する光学ガラス素子を成形する方法において、前記ガラス素材には、予め、研磨により、または、ガラス融液よりプレフォームされる際に、成形型の成形面において、プレス成形後の光学ガラス素子の光学機能面に連続するが、これを囲む領域(光学非機能面)に対応する前記成形面周縁部に対向する位置で、所要の粗面を形成しておき、プレス成形に際しては、前記粗面が実質的に残存するように、前記ガラス素材が変形し、前記光学機能面に対応する個所での成形面の転写がなされることを特徴とする。
請求項(抜粋):
転写によって光学ガラス素子の光学機能面を形成する成形面を備える一対の成形型の間に、成形用ガラス素材を装填し、前記成形用ガラス素材及び成形型を成形可能な温度に加熱し、成形型により加圧して、成形型の成形面を前記ガラス素材に転写して、所要の光学機能面を有する光学ガラス素子を成形する方法において、前記ガラス素材には、予め、研磨により、または、ガラス融液よりプレフォームされる際に、成形型の成形面において、プレス成形後の光学ガラス素子の光学機能面に連続するが、これを囲む領域(光学非機能面)に対応する前記成形面周縁部に対向する位置で、所要の粗面を形成しておき、プレス成形に際しては、前記粗面が実質的に残存するように、前記ガラス素材が変形し、前記光学機能面に対応する個所での成形面の転写がなされることを特徴とする光学ガラス素子の成形方法。
IPC (2件):
C03B 11/00 ,  G02B 3/00
FI (2件):
C03B 11/00 B ,  G02B 3/00 Z

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