特許
J-GLOBAL ID:200903068686517232

変速機のクラツチトルク検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 橋爪 良彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-224915
公開番号(公開出願番号):特開平5-044822
出願日: 1991年08月09日
公開日(公表日): 1993年02月23日
要約:
【要約】【目的】 油圧クラッチを切換えることによって変速操作を行う変速機に、検出精度および信頼性、耐久性に優れ、かつコストアップにならないような、変速機のクラッチトルク検出装置を設ける。【構成】 アクセル開度α、エンジン回転速度ωE の検出値を用いてエンジン出力トルクカーブからロックアップレンジ時のトルクコンバータ(以下T/Cという)出力トルクT1 を求める。また、エンジン回転速度ωE、 T/C出力回転速度ω1 の検出値からT/C速度比eを算出し、T/C性能カーブからT/C入力軸トルク係数tp とトルク比tとを求めた上、T/Cレンジ時のT/C出力トルクT1 を算出する。T/C出力回転速度ω1 から算出した変速機入力回転変化率dω1/dt と、前記T/C出力トルクT1 の値とを用いてクラッチトルクTC を演算する。
請求項(抜粋):
油圧を用いてクラッチを切換えることにより変速操作を行う変速機において、アクセル開度α、エンジン回転速度ωE、 トルクコンバータ出力回転速度ω1 をそれぞれ検出する各手段と、前記検出手段によって検出したアクセル開度α、エンジン回転速度ωE をアクセル開度別エンジントルクカーブパネルに当てはめて、エンジン出力トルクTEを求め、このTE をトルクコンバータのロックアップレンジにおけるトルクコンバータ出力トルクT1 とする手段と、前記検出手段によって検出したエンジン回転速度ωE、 トルクコンバータ出力回転速度ω1 に基づいてトルクコンバータ速度比eを演算する手段と、前記速度比eを用いてトルクコンバータ性能カーブパネルからトルクコンバータ入力軸トルク係数tp およびトルク比tを求める手段と、前記ωE,tp,tを用いてトルクコンバータレンジにおけるトルクコンバータ出力トルクT1 を算出する演算手段と、トルクコンバータ出力回転速度ω1 を用いてトルクコンバータ出力回転速度変化率dω1/dt を算出する微分演算処理手段と、ロックアップレンジ時、トルクコンバータレンジ時のそれぞれに対応するトルクコンバータ出力トルクT1 を選択する手段と、選択したトルクコンバータ出力トルクT1、 前記トルクコンバータ出力回転速度変化率 dω1/dt、および変速機のクラッチ入力側減速比ρ1、 変速機入力部回転慣性モーメントI1 を用いてクラッチトルクTC を算出する演算手段とを備えたことを特徴とする変速機のクラッチトルク検出装置。
IPC (4件):
F16H 59/14 ,  F16H 59:36 ,  F16H 59:42 ,  F16H 59:46

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