特許
J-GLOBAL ID:200903068698860846

置換2-メチル-プロピオン酸の酵素的分割

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-521857
公開番号(公開出願番号):特表平9-509317
出願日: 1995年02月13日
公開日(公表日): 1997年09月22日
要約:
【要約】医薬化合物の一定の鏡像体の選択的加水分解のための酵素的方法が提供され、この医薬化合物はα-置換2-メチルプロピオン酸誘導体の(±)混合物を含んでなる。特異的には、(±)-エチル シプロフィブラートのR(+)又はS(-)鏡像体のいずれかの選択的酵素的分割か提供される。また、R(+)およびS(-)シプロフィブラートの実質的に純粋な鏡像体が提供される。
請求項(抜粋):
次式: {式中、個々に定義されるRおよびR1は、C1-C4の置換もしくは未置換アルキルである(ここでアルキル基はハロゲン、硫黄又はニトリルで置換されることができる)か、又は式Iの化合物の不斉中心を一緒に有するRおよびR1はC3-C6の置換もしくは未置換環状環構造を形成し(ここで、環構造は、C1-C6アルキル、ハロゲン又はアリールで置換されていてもよい);但し、R又はR1のいずれかは少なくとも1個の炭素原子又は相当結合長さだけ他方よりもより長い; nは0ないし6であり; R2はO又はCH2であり、但しR2は(CH2)n鎖のいずれの側上に存在することができ;そして R3はH,NHR4(ここで、R4はH、アルキル又はアミノ酸である)、1〜6個の炭素原子を有するアルキル又は1〜6個の炭素原子を有する置換アルキル(ここで、置換基はハロゲンおよびCNから成る群から選はれる)である} で表わされるプロピオン酸誘導体の1個又はそれ以上の鏡像体の酵素的分割方法であって、 そのような分割に好適な条件下、実質的に純粋なR又はS鏡像体を選択的に分割するため、プロピオン酸誘導体を適当な酵素と反応させることを含んでなる、前記方法。

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