特許
J-GLOBAL ID:200903068710129940

エンボスパターンを有する熱可塑性樹脂シートの製造方法及びその製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木下 實三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-028975
公開番号(公開出願番号):特開平9-295346
出願日: 1997年02月13日
公開日(公表日): 1997年11月18日
要約:
【要約】【課題】 高透明性のエンボスパターンを有する熱可塑性樹脂シートを再現性良く製造することができる製造方法及びその製造装置を提供する。【解決手段】 熱可塑性樹脂シート11を、金属製エンドレスベルト15と、第3のロール33の間に導入し、弾性材18を弾性変形させながら第1と第3のロールとで樹脂シートを面状に圧接して型35のエンボスパターンを転写すると共に冷却し、この冷却の際、シートの樹脂が非晶性樹脂の場合には、第3のロールの表面温度を露点〜(樹脂のTg+20)°C、またシートの樹脂が結晶性樹脂の場合には、第3のロールの表面温度を露点〜(樹脂のm.p.-30)°Cに保ち、引き続き、このシートをエンドレスベルトで第3のロールに対して面状に圧接して冷却する。
請求項(抜粋):
表面が弾性材で被覆された第1のロールと、第2のロールとの間に表面が鏡面の金属製エンドレスベルトが巻装され、前記金属製エンドレスベルトを介して前記第1のロールと接触する第3のロールが、前記金属製エンドレスベルトを抱き込むようにして設けられ、前記第3のロールは、その表面がエンボスパターン形成面となっている製造装置を使用したエンボスパターンを有する熱可塑性樹脂シートの製造方法であって、溶融状態の前記熱可塑性樹脂シートを、前記第1のロールと接触している前記金属製エンドレスベルトと、前記第3のロールの間に導入し、前記第1と第3のロールの間の押圧力で前記弾性材を弾性変形させながら前記第1と第3のロールとで前記熱可塑性樹脂シートを面状に圧接してエンボスパターンを転写すると共に冷却し、この冷却の際、前記熱可塑性樹脂シートの樹脂が非晶性樹脂の場合には、前記第3のロールの表面温度を露点〜(樹脂のTg+20)°Cに保ち、また前記熱可塑性樹脂シートの樹脂が結晶性樹脂の場合には、前記第3のロールの表面温度を露点〜(樹脂のm.p.-30)°Cに保ち、引き続き、この熱可塑性樹脂シートを前記金属製エンドレスベルトで第3のロールに対して面状に圧接して冷却することを特徴とするエンボスパターンを有する熱可塑性樹脂シートの製造方法。
IPC (6件):
B29C 59/04 ,  B29C 47/88 ,  B41M 1/24 ,  G02B 5/124 ,  G09F 3/00 ,  B29L 11:00
FI (5件):
B29C 59/04 C ,  B29C 47/88 ,  B41M 1/24 ,  G02B 5/124 ,  G09F 3/00 E

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