特許
J-GLOBAL ID:200903068711630766

耐火及び耐煙用避難カプセル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鳥居 孝明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-329732
公開番号(公開出願番号):特開平8-141096
出願日: 1994年11月24日
公開日(公表日): 1996年06月04日
要約:
【要約】【目的】 猛火時に、カプセル内に避難し、焔、熱、煙、有毒ガス等から人を護る。【構成】 耐火耐煙性の素材により、容部とドアからなるカプセルを形成し、ドアに内外で施錠解錠可能なドアロックを設け、容部内に、充電器・バッテリー・室内灯・座席・2つの酸素ボンベ・空気ボンベ・二酸化炭素吸着器・操作盤・冷凍庫・温度センサー・感熱スイッチを設け、容部の前後に前換気扇、後換気扇、外気取入口を設け、二酸化炭素吸着器の前後に吸込用及び放出用のファンを設け、ドアに扉スイッチを設け、座席に座席スイッチを設け、操作盤にレバーと各種のスイッチを設け、扉スイッチ及び座席スイッチの閉成以後、室内灯の点滅、1つの酸素ボンベや空気ボンベの電磁開閉弁の開栓閉栓、前換気扇の作動の開始及び停止を、当初自動によって行い、所定時間以降は手動に行える電気回路を組成する。
請求項(抜粋):
容部と該容部にヒンジを介して横方向に開閉自在に取付けたドアの夫々の外側を冷延鋼板を用いてカプセルを形成し、容部とドアロックを設け、ドアの夫々の内側に、アルミナセメントとセラミック綿とセラミックボードと難燃性塩化ピニールとを重合して敷設固定し、ドアにカプセルの内外何れからも施錠解錠の操作可能なドアロックを設け、更に、容部内に充電器とバッテリーと室内灯と座席と普通用の酸素ボンベと空気ボンベと緊急用の酸素ボンベと酸素濃度計と前後に吸込ファン及び放出ファンを有する二酸化炭素吸着剤容器と操作盤と冷凍庫を設け、冷凍庫附近に温度センサーと感熱スイッチを設け、容部の前部に後側外部と連通した前換気扇を設け、容部の後部に外部と連通したフード付後換気扇と外気取入口とを設け、前記二酸化炭素吸着器を該二酸化炭素吸着器から送り出される気体の放出方向を変えるための二方弁を介して送気管に接続し、該送気管は前記冷凍庫内を通過させて送気口を冷凍庫外に臨ませ、ドアのヒンジ取付側に扉スイッチを設け、座席の座部に座席スイッチを設け、前記操作盤に酸素濃度計を配設すると共に室内灯・空気ボンベ・普通用及び緊急用の二種の酸素ボンベの夫々の電磁開閉弁の電気回路を手動で開閉する場合の複数のスイッチと二方弁用のレバーとを配置し、充電器と冷凍庫のモータとは夫々交流電源に接続し、フード付後換気扇のモータは温度センサー及び感熱スイッチを介して交流電源に接続し、ドアを閉め着座した時に閉成する扉スイッチと座席スイッチを直列に接続し、扉スイッチと座席スイッチが閉成した際に当初自動的に室内灯が所定時間点灯し、普通用の酸素ボンベの電磁開閉弁が所定時間開栓し、空気ボンベの電磁開閉弁が所定時間開栓し、緊急用の酸素ボンベの電磁開閉弁が所定時間開栓し、前換気扇が所定時間作動し、また二酸化炭素吸着器に設置した吸込ファンと放出ファンは自動的に回転し、必要に応じて、室内灯の点灯並びに普通用及び緊急用の夫々の酸素ボンベ・空気ボンベの各々の電磁開閉弁の開栓・前換気扇の作動を、手動によるスイッチの開成の通電に切換え可能にした電気回路を形成したことを特徴とする耐火及び耐煙用避難カプセル。
IPC (2件):
A62B 31/00 ,  E04H 9/14

前のページに戻る