特許
J-GLOBAL ID:200903068713922705

杭支持される高層建物の構築方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-038422
公開番号(公開出願番号):特開平9-228398
出願日: 1996年02月26日
公開日(公表日): 1997年09月02日
要約:
【要約】【課題】直接基礎形式により建物を構築する従来の躯体構築方法は、とくに重量の大きい高層建物の場合、鉛直荷重が基礎に不均一に加わり、基礎の大きな不同沈下を生じる。【解決手段】予め構真杭1と中点杭2とを設けて地上階の低層部Lと地下躯体4とを逆打ち工法で並行して施工し、その後、構真杭1とは隙間9を介して縁切りして中点杭2のみで支持しつつ基礎スラブ8を構築し、当該基礎スラブ8が硬化し十分強度を発現してから構真杭1と基礎スラブ8とを一体化させる。かくして鉛直荷重を基礎スラブ8を通じて構真杭1及び中点杭2の両者により負担し均等に分散させつつ地上階の高層部を順打ち工法で施工する。
請求項(抜粋):
高層建物の低層部と地下部を逆打ち工法で、高層部を順打ち工法で構築するにあたり、柱直下の構真杭と柱直下以外の中点杭とを予め設けて、逆打ち工程では鉛直荷重を構真杭で負担し、次で該構真杭と縁切りして基礎スラブを構築することにより当該基礎スラブ重量を前記中点杭のみで負担し、その後の順打ち工程では前記基礎スラブと構真杭と中点杭とを一体化させることにより鉛直荷重を構真杭及び中点杭の両者により負担することを特徴とする杭支持される高層建物の構築方法。
IPC (4件):
E02D 29/045 ,  E21D 13/00 ,  E02D 27/32 ,  E04B 1/35
FI (3件):
E02D 29/04 Z ,  E02D 27/32 A ,  E04B 1/35 K

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