特許
J-GLOBAL ID:200903068714967044

ポリエステル系弾性固綿の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-069269
公開番号(公開出願番号):特開平9-228218
出願日: 1996年02月28日
公開日(公表日): 1997年09月02日
要約:
【要約】【課題】 吹き込み作業性が良好で成形性に優れていて、均一で優れた弾性性能を有する固綿の製造方法を提供する。【解決手段】 芯にポリエチレンテレフタレート、鞘にイソフタル酸を共重合した共重合ポリエステルを偏心配置して芯鞘複合紡糸をした熱接着綿と、極限粘度差を有するポリエチレンテレフタレートを複合紡糸して、スパイラル捲縮を発現する潜在捲縮能を有する主体綿を、60:40〜90:10の割合で用いて玉状綿を形成した後、この玉状綿を風送により側地に吹き込み、熱接着綿の鞘に配した共重合ポリエステルの軟化温度以上の温度で熱処理する。
請求項(抜粋):
熱接着綿と主体綿とからなる固綿を製造するに際し、芯成分として融点が220°C以上のポリアルキレンテレフタレートを配し、鞘成分としてテレフタル酸とイソフタル酸のモル比を85:15〜60:40としてエチレングリコールと共重合した軟化点が110〜215°Cである共重合ポリエステルを配した、芯成分と鞘成分が偏心していて、芯鞘比率が40:60〜80:20で、90°Cで10分間自由収縮したとき30個/25mm以上のスパイラル捲縮を発現する潜在捲縮能を有し、5〜10個/25mmの機械捲縮数が付与されている偏心芯鞘複合繊維を熱接着綿とし、極限粘度差が0.03〜0.15の融点が220°C以上のポリアルキレンテレフタレートを複合紡糸したものであって、160°Cで10分間自由収縮したとき30個/25mm以上のスパイラル捲縮を発現する潜在捲縮能を有し、単糸繊度が3〜15デニール、捲縮数が5〜15個/25mmである複合繊維を主体綿として、熱接着綿と主体綿を10:90〜40:60の割合で用いて直径3〜20mmの玉状綿とした後、該玉状綿を風送により側地に吹き込み、熱接着綿の鞘成分の軟化温度以上の温度で熱処理することを特徴とするポリエステル系弾性固綿の製造方法。
IPC (4件):
D04H 1/54 ,  B68G 1/00 ,  D01F 8/14 ,  D02G 1/00
FI (4件):
D04H 1/54 A ,  B68G 1/00 ,  D01F 8/14 B ,  D02G 1/00 Z

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