特許
J-GLOBAL ID:200903068719182258

室内監視装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 豊田 正雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-049616
公開番号(公開出願番号):特開平10-232985
出願日: 1997年02月19日
公開日(公表日): 1998年09月02日
要約:
【要約】【課題】床を中心に活動する人間と人間以外の移動物体を区別して正確に人間のみを判別し、実際の室内環境で誤動作を極めて少なくして異常を監視する。【解決手段】移動または静止する人間と、車椅子等の移動物体と、ベッド等の固定物体が存在する室内に、2次元の格子状パターンに分割されたスポットを投影し、その投影画像を所定のサイクルで撮像して、各スポットの座標の変化より、該人間の位置・姿勢状態を監視する装置。
請求項(抜粋):
人間と、歩行機や車椅子等の移動物体と、ベッド等の固定物体が存在する室内に、2次元格子状パターンに分割されたスポットを投影し、その投影画像を所定のサイクルで撮像して、投影画像上の各スポットの座標の変位から室内の三次元形状を計測することにより、該人間の位置、姿勢状態を監視する装置であって、(1)室内に人間の存在しない状態の各スポットの座標データを記憶する第1参照データ記憶手段と、(2)室内の人間以外の部分に照射された各スポットの座標データを記憶する第2参照データ記憶手段と、(3)第1参照データ記憶手段内に記憶されている各スポットの8近傍スポットの座標データを記憶する8近傍スポット座標データ記憶手段と、(4)最新サイクルにおいて取り込まれた各スポットの座標を算出する最新スポット座標データ算出手段と、(5)前サイクルで出力された各スポットの座標を記憶する前スポット座標データ記憶手段と、(6)最新スポット座標データ算出手段の出力と前スポット座標データ記憶手段の内容との差分より過去1サイクル間に移動したスポットを抽出する1サイクル間移動スポット抽出手段と、(7)最新スポット座標データ算出手段の出力と第2参照データ記憶手段の内容との差分より移動スポットを求め、該移動スポット及び8近傍スポット座標データ記憶手段の内容を基に互いに隣接するスポット群毎に移動スポットをグループ分けするグループ化手段と、(8)グループ化手段の出力、1サイクル間移動スポット抽出手段の出力を基に人間が存在するグループを抽出する人間グループ抽出手段と、(9)グループ化手段の出力、人間グループ抽出手段の出力、最新スポット座標データ算出手段の出力を基に第2参照データを更新する第2参照データ更新手段と、(10)第1参照データ記憶手段の内容、第2参照データ記憶手段の内容を基に室内で人間と移動物体以外に照射されるスポットの座標を算出する非人間非移動物体参照データ算出手段と、(11)非人間非移動物体参照データ算出手段の出力を記憶する非人間非移動物体参照データ記憶手段と、(12)人間グループ抽出手段の出力を基に人間が存在する位置を特定する人間位置特定手段と、(13)最新スポット座標データ算出手段の出力、非人間非移動物体参照データ記憶手段の内容を基に人間の姿勢状態を認識する人間姿勢認識手段と、(14)人間位置特定手段の出力、人間姿勢認識手段の出力を基に人間の状態を判断する人間状態判断手段と、(15)人間が特定の状態を予め設定された時間以上継続した場合に警告を発生する警告発生手段とを有する事を特徴とする室内監視装置。
IPC (5件):
G08B 13/194 ,  G08B 21/00 ,  G08B 23/00 520 ,  G08B 25/00 510 ,  H04N 7/18
FI (6件):
G08B 13/194 ,  G08B 21/00 E ,  G08B 23/00 520 D ,  G08B 25/00 510 M ,  H04N 7/18 E ,  H04N 7/18 V

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