特許
J-GLOBAL ID:200903068719248100
回分式廃水処理場の運転制御方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
福田 武通 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-238237
公開番号(公開出願番号):特開平10-080694
出願日: 1996年09月09日
公開日(公表日): 1998年03月31日
要約:
【要約】【課題】 回分式廃水処理場において、集中豪雨等の異常増水があっても、流量調整槽を大型化せずに対応して処理が行えるようにする。【解決手段】 下水管路31から供給される原水の時間毎の供給量を測定して出力する入口側流量計19と、その流量計の出力を受ける演算器27を設け、演算器には原水が通常の供給パターンで供給される原水の一日分の時間毎の供給量を記憶させ、演算器は上記流量計が出力して来る実際の原水の時間毎の供給量を、記憶している同じ時間の供給量と比較し、実際の供給量が記憶供給量を上回ると、演算器は異常の監視態勢になり、演算器は監視態勢中に上記流量計が出力して来る実際の原水の時間毎の供給量を、記憶している同じ時間の供給量と比較し、実際の供給量が減少しないか、更に上回ると、演算器は各回分槽No.1,No.2内の処理水を所定の浄化処理時間に達する前に消毒槽17に排出するように各回分槽の排水装置20を作動すると共に、各回分槽No.1,No.2への原水の間欠供給を一定時間よりも早く違えて供給するようにする。
請求項(抜粋):
下水管路で流入する原水を一定時間宛違えて複数の回分槽No.1,No.2に間欠的に供給し、各回分槽内で原水を所定の浄化処理時間宛処理したのちその処理水を各槽の排水装置で間欠的に消毒槽に排出し、消毒槽を経て放流する回分式廃水処理場の運転制御方法において、下水管から供給される原水の時間毎の供給量を測定して出力する入口側流量計と、その流量計の出力を受ける演算器を設け、演算器には原水が通常の供給パターンで供給される原水の一日分の時間毎の供給量を記憶させ、演算器は上記流量計が出力して来る実際の原水の時間毎の供給量を、記憶している同じ時間の供給量と比較し、実際の供給量が記憶供給量を上回ると、演算器は異常の監視態勢になり、演算器は監視態勢中に上記流量計が出力して来る実際の原水の時間毎の供給量を、記憶している同じ時間の供給量と比較し、実際の供給量が減少しないか、更に上回ると、演算器は各回分槽内の処理水を所定の浄化処理時間に達する前に消毒槽に排出するように各回分槽の排水装置を作動すると共に、各回分槽No.1,No.2への原水の間欠供給を一定時間よりも早く違えて供給するようにしたことを特徴とする回分式廃水処理場の運転制御方法。
IPC (2件):
C02F 3/12
, C02F 3/12 ZAB
FI (2件):
C02F 3/12 H
, C02F 3/12 ZAB Q
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