特許
J-GLOBAL ID:200903068724135268

圧延機の板厚制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 外川 英明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-102061
公開番号(公開出願番号):特開2000-288614
出願日: 1999年04月09日
公開日(公表日): 2000年10月17日
要約:
【要約】【課題】キスロールをさせ得ない圧延機においても、バックアップロールの偏芯に起因する出側板厚偏差を低減すること。【解決手段】ワークロール1を駆動する電動機4にはその回転に応じてパルスを発生する回転パルス発生器7が結合され、圧延機の出側には設定値に対する板厚偏差を検出し得る厚み計8が設けられている。トラッキング部11は、バックアップロール2のn回転に相当する距離と、圧延機と厚み計8との間の距離との差に相当する材料の移行時間を算出し、厚み計8で検出された設定値に対する板圧偏差を、この移行時間ぶん遅延させる。繰返し制御演算部12は、トラッキング板厚偏差を入力し、バックアップロール2のn回転前(または1回転前)の制御出力を用いて、繰返し制御演算する。ロール開度補正量演算部14は、繰返し制御演算部12の出力を入力とし、圧延機のロール開度補正量を演算して圧下制御装置6に加えるものである。
請求項(抜粋):
ワークロールとバックアップロールとを有する圧延機の出側に設置され、板厚設定値に対する板厚偏差を検出する厚み計と、前記バックアップロールの回転角度を検出する回転角度検出手段と、前記圧延機出側の圧延材の速度を検出する圧延材速度検出手段と、前記バックアップロールのn回転時間を演算する回転時間演算部と、前記バックアップロールのn回転に相当する距離と、前記圧延機と前記厚み計との間の距離との差に相当する材料の移行時間分、厚み計の出力を遅らせるトラッキング手段と、前記バックアップロールのn回転前の制御出力を用いて繰返し制御演算する繰返し制御手段と、前記繰返し制御手段の出力からロール開度補正量を演算し、このロール開度操作量に従って圧延機のロール開度を操作するロール開度操作量演算手段と、を備えることを特徴とする圧延機の板厚制御装置。
IPC (5件):
B21B 37/18 ,  B21B 37/18 BBH ,  B21B 37/66 ,  B21B 13/14 ,  B21B 31/20
FI (4件):
B21B 37/12 112 B ,  B21B 13/14 A ,  B21B 31/20 D ,  B21B 37/12 BBH
Fターム (9件):
4E024AA07 ,  4E024CC01 ,  4E024CC02 ,  4E024CC03 ,  4E024CC06 ,  4E024DD18 ,  4E024EE01 ,  4E024GG01 ,  4E024GG04

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