特許
J-GLOBAL ID:200903068724592120

可動マグネット形リニア直流モータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-307084
公開番号(公開出願番号):特開平6-165471
出願日: 1992年11月17日
公開日(公表日): 1994年06月10日
要約:
【要約】【目的】 移動子の重量を軽減して負荷負担を軽くすることで推力向上を図ると共に滑らかな推力リップル特性を得る。【構成】 分割移動子3A,3Bはその界磁マグネット6A,6Bが互いに他の分割移動子の界磁マグネットからそれぞれ略(1+1/8)λ幅の距離だけ移動子の移動方向に位相をずらせて配置形成し、分割マグネットヨーク8A,8Bよりも比重の軽い材質で形成した分割移動子位置決め部材12にて、2以上の分割移動子3A,3Bを一体化して移動する移動子3に形成することで上記分割マグネットヨーク8A,8B間に界磁マグネット6を設けない部分を形成する。
請求項(抜粋):
移動子の走行方向に沿ってステータ電機子を備えた固定子と、該ステータ電機子と対向するマグネットヨーク面に隣配置の磁極が異極となるようにN極,S極の磁極をP個(Pは2以上の整数)設けて形成した界磁マグネットを備え上記ステータ電機子と相対的に移動する移動子とを有する可動マグネット形リニア直流モータにおいて、上記ステータ電機子はそれぞれ略λ(但し、λ=T+T/8:Tは界磁マグネットの一磁極の幅)ピッチで実質的に等間隔に配置された電機子コイル群からなり、上記移動子のマグネットヨークは分割形成されており、該分割マグネットヨークそれぞれに隣接する磁極が異極となるようにT幅の等しい幅で着磁されたN極,S極の磁極をP個(Pは2以上の整数)有する界磁マグネットにより分割移動子が形成され、当該分割移動子はその界磁マグネットが互いに他の分割移動子の界磁マグネットからそれぞれ略(1+1/8)λ幅の距離だけ移動子の移動方向に位相をずらせて配置形成されており、上記分割移動子の分割マグネットヨークよりも比重の軽い材質からなり2以上の分割移動子を連結し一体的に移動可能にする分割移動子位置決め部材が上記界磁マグネット間の間隙に設けられていることを特徴とする可動マグネット形リニア直流モータ。

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