特許
J-GLOBAL ID:200903068728952481

掘削溝の土留め工法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-251358
公開番号(公開出願番号):特開2006-070437
出願日: 2004年08月31日
公開日(公表日): 2006年03月16日
要約:
【課題】掘削溝の土留め作業を合理的に実施できる掘削溝の土留め工法と、その土留め工法を実施するのに適した掘削溝の土留め装置とを提供する。【解決手段】前後両面に案内溝を形成された縦支持部材を一対を、その案内溝形成部と交差して側面を二本以上の切りばりで繋いで梯子状に組み立てたもので、一対の土留めパネルの設置方向一端を前記案内溝に嵌め合わせ固定し、かつ土留めパネルの長手方向の他端部を最小数の仮繋ぎ切りばりで繋いで箱状に組み立てた土留め支保工ユニットを用い、この土留め支保工ユニットの縦支持部材組付け側を溝掘進方向に向けて掘削溝内に吊り込み設置し、溝掘削作業に従って次に吊り込む土留め支保工ユニットは、縦支持部材を有しない側の土留めパネル端を、既設土留め支保工の縦支持部材の開放案内溝に挿入連結し、その後に前記仮繋ぎ切りばりを撤去し、上記操作を繰返して土留め支保工ユニットを掘削溝内に順次接続設置する。【選択図】図5
請求項(抜粋):
1)地上部において、前後両面の部材長手方向に案内溝をそれぞれ形成される所要長さの縦支持部材を一対、その案内溝形成部と交差する方向の一側面を二本以上の切りばりで相互に繋いで梯子状に組み立て、一対の土留めパネルの設置方向一端を前記組み立てられた一対の縦支持部材の各案内溝に挿入して着脱可能に固定し、かつそれら土留めパネルの設置方向の他端部で仮繋ぎ切りばりにより相互に繋いで箱状に組み立てて、土留め支保工ユニットを形成し、 2)この土留め支保工ユニットを複数準備して、 3)前記土留め支保工ユニットを、その縦支持部材組付け側を溝掘進側に向けて余掘りされた掘削溝内に吊り込み、パネル内側を掘下げながら所定深さに設置し、 4)溝掘削作業の進捗に従って次に吊り込み設置する土留め支保工ユニットは、縦支持部材を有しない側の土留めパネル端を、先に設置の土留め支保工ユニットの縦支持部材の開放されている案内溝に挿入して連結し、その後において連結部に近い位置に取付く仮繋ぎ切りばりを撤去し、 5)以後、上記操作を繰返して土留め支保工ユニットを掘削溝内に順次接続設置する ことを特徴とする掘削溝の土留め工法。
IPC (1件):
E02D 17/08
FI (1件):
E02D17/08 C
Fターム (2件):
2D044AA13 ,  2D044AA14

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