特許
J-GLOBAL ID:200903068730982673

建設車両用バイアスタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 苗村 正
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-265358
公開番号(公開出願番号):特開平6-087307
出願日: 1992年09月07日
公開日(公表日): 1994年03月29日
要約:
【要約】【目的】操縦安定性を維持しつつタイヤの軽量化を計る。【構成】40kg/1本以上の破断強度を有するナイロンコードを用いた2〜6枚のカーカスプライ6aからなるカーカス6と、その外側のブレーカ7とを具える。カーカスプライ6aの折返し部の折返し高さHTiはそのタイヤ内腔側で重なる内の折返し部の折返し高さHTi-1よりも15〜35mm小。最も内腔側の折返し部の折返し高さHT1はカーカス本体高さHの0.5〜0.7倍。各折返し部はその上端部がブレーカ7で覆われる。最も内腔側の折返し部R1のカーカスコード20Aとその本体部Q1のカーカスコード20Bとの上端部K1におけるコード間最短距離Bを2.0〜3.0mm。前記コード間に介在するゴムのJISA硬度を60〜70度、複素弾性率E*を60〜75kg/cm2 、損失係数tan δを0.14〜0.20。
請求項(抜粋):
トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至る本体部に連なり前記ビードコアの廻りで内側から外側に折返えされる折返し部を有するカーカスと、該カーカスの半径方向外側に配されるブレーカとを具え、前記カーカスは1本当たりの破断強度が40kg以上のナイロンコードをタイヤ赤道に対して30〜45度の角度で配列した2以上かつ6枚以下のカーカスプライの重ね体からなるバイアス構造をなし、かつカーカスプライの折返し部の上端部のビードベースラインからの折返し高さHTiを、この折返し部にタイヤ内腔側で重なる折返し部の返し高さHTi-1よりも15〜35mm低くする一方、前記ブレーカを巾方向に延在しこの延在部により各折返し部の上端部を覆うとともに、最も内腔側の折返し部の折返し高さHT1をタイヤ赤道におけるカーカス外面のビードベースラインからの本体高さHの0.5〜0.7倍、かつこの最も内腔側の折返し部の前記ナイロンコードとこの折返し部が連なる本体部のナイロンコードとの間の前記上端部におけるコード間最短距離Bを2.0〜3.0mm、しかも該コード間のゴムはJISA硬度を60〜70度、複素弾性率E*を60〜75kg/cm2、損失係数tan δを0.14〜0.20としたことを特徴とした建設車両用バイアスタイヤ。【0001】
IPC (2件):
B60C 15/06 ,  B60C 9/06

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