特許
J-GLOBAL ID:200903068741779632

偏心揺動型遊星歯車装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 多田 敏雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-142505
公開番号(公開出願番号):特開2005-325865
出願日: 2004年05月12日
公開日(公表日): 2005年11月24日
要約:
【課題】 外歯歯車18のブリッジ部18a、外歯19の弾性変形を抑制することで外歯19の歯面寿命を延ばす。 【解決手段】 駆動分力の反力Kの作用線Sが集合する集合点Cを、従来より半径方向外側に移動させて、全ての内歯(ピン)14の中心を通過するピン円Pと、貫通孔22の半径方向外端を通過する外端通過円Gとの間に位置させたので、反力Kの作用線Sが貫通孔22に対して従来より接線方向側に傾斜し、薄肉で剛性の低いブリッジ部18aおよび該ブリッジ部18a近傍の外歯19の弾性変形が抑制されるとともに、外歯19の歯面に尖った部分が生じるのを防止できる。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
内周に多数の円柱状ピンで構成された内歯が設けられた内歯歯車と、少なくとも1個のクランク軸孔および複数の貫通孔が形成され、外周にトロコイド歯形からなり前記内歯に噛み合う多数の外歯を有する外歯歯車と、各クランク軸孔に挿入され、回転することで外歯歯車を偏心揺動させるクランク軸と、前記クランク軸を回転可能に支持するとともに、各貫通孔に挿入された複数の柱部を有する支持体とを備えた偏心揺動型遊星歯車装置において、各外歯から対応する内歯に対して付与される駆動分力の反力Kの作用線Sが重なり合う集合点Cを、内歯を構成する全てのピンの中心を通過するピン円Pと、全ての貫通孔の半径方向外端を通過する外端通過円Gとの間に位置させるようにしたことを特徴とする偏心揺動型遊星歯車装置。
IPC (1件):
F16H1/32
FI (1件):
F16H1/32 A
Fターム (10件):
3J027FA37 ,  3J027FB32 ,  3J027FC07 ,  3J027GB03 ,  3J027GC03 ,  3J027GC22 ,  3J027GD04 ,  3J027GD07 ,  3J027GD13 ,  3J027GE29
引用特許:
出願人引用 (1件)

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