特許
J-GLOBAL ID:200903068750551571
半田接合部の検査装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小沢 信助
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-147700
公開番号(公開出願番号):特開平8-014846
出願日: 1994年06月29日
公開日(公表日): 1996年01月19日
要約:
【要約】【目的】 しきい値を設けることなく半田接合部の良否を大局的に判定できる半田接合部の検査装置を実現する。【構成】 照明手段により、検査対象とする半田接合部の傾斜面の角度に応じて連続的に輝度が変化する撮像画像を得る。この撮像画像に対して複数の抽出領域を定義し、各抽出領域の平均光量を求め、これらの平均光量を多変量データとして扱い、多変量データを見本毎に設けた確率密度関数に代入し、確率が最も高い見本に検査対象の半田接合部が所属すると判定する。
請求項(抜粋):
プリント基板上に形成された半田接合部の欠陥の有無を外観上から検査する半田接合部の検査装置において、リング形光源と拡散板を有し、前記拡散板は円筒形を成し前記リング形光源の内側に配置されていて、リング形光源の照射光を拡散板の端面より入光し、入光した光に拡散板の内面を全反射及び拡散反射させ、拡散板から外界に出射する光の輝度を拡散板の長さ方向に沿って減衰させていき、拡散板の内周面から出射した光を前記半田接合部に照射し、半田接合部で反射されて拡散板の長さ方向に進む反射光の輝度を反射位置の傾斜角に応じて連続的に変化させる照明手段と、拡散板の長さ方向に進む反射光を受けて半田接合部の反射光像を撮像する撮像手段と、この撮像手段の撮像画像の中で、半田接合部の立体形状の特徴を抽出するのに必要な領域である抽出領域を複数個定義する領域定義手段と、各抽出領域の中にある撮像画像の平均光量を求める光量算出手段と、半田接合部の立体形状の良品と不良品とを含んだ複数の見本について、各抽出領域の平均光量からなる多変量データを変数として、半田接合部が見本に所属する確率の分布を示した確率密度関数を見本毎に生成する関数生成手段と、この関数生成手段で生成した各見本毎の確率密度関数を記憶する関数記憶手段と、検査対象の半田接合部について前記光量算出手段により求めた多変量データを各確率密度関数に代入し、各見本毎に検査対象の半田接合部が所属する確率を求め、最も高い確率をとる見本に検査対象の半田接合部の形状が所属するものと判断し、判断した見本に応じて半田接合部の欠陥の有無を判定する判定手段と、を具備したことを特徴とする半田接合部の検査装置。
IPC (3件):
G01B 11/24
, G01N 21/88
, H05K 3/34 512
引用特許:
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