特許
J-GLOBAL ID:200903068751924150

ディスクキャッシュ制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-132293
公開番号(公開出願番号):特開平7-334425
出願日: 1994年06月14日
公開日(公表日): 1995年12月22日
要約:
【要約】【目的】 ライトバック方式のディスクキャッシュの性能の向上を図るディスクキャッシュ制御方式を提供する。【構成】 ホスト1とディスク装置2とのデータ転送を制御するディスク制御装置3は、ディスク装置2のセクタよりも整数倍大きいキャッシュブロックをキャッシュメモリ4の管理単位として管理するキャッシュ制御部5と、キャッシュメモリ4上のデータの状態をブロック情報として管理するキャッシュ管理テーブル6と、を有する。ブロック情報は、キャッシュブロックの有効、更新及びキャッシュブロック内の各セクタ毎の有効、更新等キャッシュブロック内の状態に関する情報を含んでおり、この情報に基づいてキャッシュメモリ4のデータの有効性を判断し、LRUが低くアクセス要求のあるキャッシュブロック近傍のキャッシュブロックからライトバック処理を行う。
請求項(抜粋):
ホストコンピュータとディスク装置との間のデータ転送をキャッシュメモリを用いて制御するディスク制御装置による、前記ホストコンピュータからのライトデータは前記キャッシュメモリにだけ書き込み前記ディスク装置には書き込まずに前記ホストコンピュータへ処理終了を伝えるライトバック方式のディスクキャッシュ制御方式において、前記ディスク装置の最少記憶単位よりも整数倍大きい単位を前記キャッシュメモリの管理単位として管理するキャッシュ制御手段と、前記キャッシュメモリを前記管理単位に分割したキャッシュブロックと一対一に対応させ前記キャッシュブロック及び前記最少記憶単位の状態を含むブロック情報を保持するキャッシュ管理テーブルと、を有し、前記ブロック情報に含まれるキャッシュブロック内の状態に基づいて前記キャッシュメモリのデータの有効性を判断することを特徴とするディスクキャッシュ制御方式。

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