特許
J-GLOBAL ID:200903068756674888

オレフィン重合用触媒成分、オレフィン重合用触媒及びポリオレフィンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大家 邦久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-039432
公開番号(公開出願番号):特開平11-236406
出願日: 1998年02月20日
公開日(公表日): 1999年08月31日
要約:
【要約】【課題】 効率的な反応温度で高分子量のポリオレフィンが製造できる、工業プロセスとして利用可能な高活性な触媒系を提供すること。【解決手段】 (i)一般式(1)(L)m(Cp)nMX1X2 (1)(式中の記号は明細書に記載の通り。)で示される遷移金属化合物(A)からなるオレフィン重合用触媒成分、(ii)前記触媒成分と、有機アルミニウムオキシ化合物(B-1)及び前記(A)成分と反応してイオン対を形成する化合物(B-2)から選ばれる化合物(B)を含有し、さらに所望により、有機リチウム、有機マグネシウム及び有機アルミニウムから選択される化合物(C)及び/または担体(D)からなるオレフィン重合用触媒、及び(iii)前記触媒を使用するオレフィンの重合方法。
請求項(抜粋):
一般式(1)【化1】(L)m(Cp)nMX1X2 (1)[式中、Mは周期律表の第4族の遷移金属であり、Lは式(2)(式中、R1及びR2は同じでも異なってもよく、アリールまたは置換アリール基であり、A及びBは同じでも異なってもよく、それぞれ周期律表の第15族の原子であり、Dは周期律表の第14族の原子であり、AはMに結合しており、Bは孤立電子対により配位しているか、またはM、A、D及びB間で共鳴している場合にはその共鳴により結合しており、R3は、水素原子、脂肪族炭化水素基、またはヘテロ原子含有炭化水素基であり、R3は前記R1またはR2との間で架橋していてもよい。)で示される基であり、Cpは、シクロペンタジエニル基、置換シクロペンタジエニル基、インデニル基、置換インデニル基、フルオレニル基、または置換フルオレニル基であり、mは1または2であり、nはmが1の時は1であり、mが2の時は0であり、mが1の時には、L基とCp基との間で架橋していてもよく、mが2の時には、L基とL基との間で架橋していてもよく、X1及びX2は同じでも異なっていてもよく、それぞれ水素原子、ハロゲン原子、有機メタロイド基、アルコキシ基、アミノ基、炭化水素基、またはヘテロ原子含有炭化水素基である。]で示される遷移金属化合物(A)からなるオレフィン重合用触媒成分。
IPC (2件):
C08F 4/64 ,  C08F 10/00
FI (2件):
C08F 4/64 ,  C08F 10/00

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