特許
J-GLOBAL ID:200903068768407451

蒸気転送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-329340
公開番号(公開出願番号):特開平6-257403
出願日: 1993年12月27日
公開日(公表日): 1994年09月13日
要約:
【要約】【目的】 高圧冷却蒸気の漏れを最小にすることのできる、ガスタービンのタービンバケットを冷却する蒸気転送装置を提供する。【構成】 蒸気転送装置は、タービンバケット(14)とロータホイール(12)との間にダブテール連結部を含んでおり、ロータホイールの蒸気送り通路(20)がバケットの蒸気冷却通路(28)と一致しており、バケットの蒸気戻り通路(30)がホイールの蒸気戻り通路(24)と一致している。ダブテール連結部の界面で、一致しているホイール及びバケットの通路のそれぞれが、拡大凹部(54、56)に配設されているスリーブ(50、52)を含んでおり、スリーブはタービンバケット上の環状の球形着座と係合している環状の球形シール面を有している。スリーブは、バケットに対して半径方向に圧縮可能であり、バケットのホイールへの固定を可能にすると共に、半径方向外方へ膨張してシール面と着座とのシール係合を実現する。
請求項(抜粋):
回転軸と、溝と、該溝に開口している蒸気送り通路及び蒸気戻り通路とを有しているタービンホイールと、前記溝に係合可能な基部を有していると共に、前記ホイールの概して半径方向に延在しているタービンバケットと、該タービンバケットの基部により支承されており、前記タービンホイールの蒸気送り通路からの蒸気を受け取る蒸気入口と、前記蒸気入口と連通していると共に、前記バケットを蒸気冷却するように該バケットに沿って延在している蒸気通路と、前記バケットの前記蒸気通路と連通した状態で前記タービンバケットの基部により支承されており、前記バケットからの蒸気を前記タービンホイールの蒸気戻り通路に流す蒸気出口と、前記蒸気送り通路と前記蒸気入口との間、及び前記蒸気戻り通路と前記蒸気出口との間にそれぞれ設けられている一対のシールであって、該シールの少なくとも一方は、前記ホイール及び前記バケットのうちの一方により支承されているスリーブを含んでおり、該スリーブは、前記ホイール及び前記バケットのうちの他方により支承されている着座とシール係合するための概して半径方向に可動なシール面を有している、一対のシールと、前記シール面を概して半径方向に移動させて前記着座とシール係合関係に保つように、該シール面をバイアスする手段とを備えた蒸気転送装置。
IPC (4件):
F01D 5/18 ,  F01D 5/08 ,  F01D 5/30 ,  F02C 7/16

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