特許
J-GLOBAL ID:200903068770163837

極数切替電動機の運転制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 光石 俊郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-307434
公開番号(公開出願番号):特開平9-149689
出願日: 1995年11月27日
公開日(公表日): 1997年06月06日
要約:
【要約】【課題】 重負荷時に誘導電動機の極数切替をしてもトルク変動をなくす。【解決手段】 バッテリー3により直流電圧が供給されるインバータ装置2は、出力電圧の位相と周波数を制御することにより、誘導電動機(IM)1を低速運転領域では4極運転をし、高速運転領域では2極運転をする。回生電流バイパス回路11は、バッテリー3の電圧をインバータ装置2に送ったり、インバータ装置2の回生電圧をバッテリー3に送る。昇圧チョッパ回路10は、重負荷時に極数切替をしたときに、昇圧電圧をインバータ装置2へ送る。これにより極数切替時におけるトルク変動をなくす。
請求項(抜粋):
3相巻線をN個(Nは偶数)備えたのと等価な固定子巻線構造を持つ誘導電動機と、この誘導電動機に加える電圧周波数を変化させることにより誘導電動機の速度制御を行うと共に、各相巻線の電圧の位相と周波数を制御することにより低速運転領域では誘導電動機の極数を2Nとして駆動し高速運転領域では誘導電動機の極数をNとして駆動するインバータ装置と、このインバータ装置に直流電圧を供給する直流電圧源と、半導体スイッチとダイオードで構成されると共に、前記インバータ装置と前記直流電源との間に接続されており、直流電圧源からインバータ装置への電圧供給の機能とインバータ装置から直流電圧源への電圧回生の機能を有する回生電流バイパス回路と、リアクトルと半導体スイッチで構成されると共に、前記インバータ装置と前記直流電源との間に接続されており、昇圧電圧を前記インバータ装置に供給する機能を有する昇圧チョッパ回路と、前記回生電流バイパス回路及び昇圧チョッパ回路の各機能を発揮・停止させるよう制御する制御装置とを有し、この制御装置は、重負荷のときに誘導電動機の運転領域が低速運転領域から高速運転領域に変化する際、ならびに、重負荷のときに誘導電動機の運転領域が高速運転領域から低速運転領域に変化する際には、前記昇圧チョッパ回路による昇圧電圧供給機能を発揮させるよう制御すると共に、前記回生電流バイパス回路による電圧供給機能を発揮させる一方で電圧回生機能を停止させるよう制御し、更に、軽負荷運転の際、ならびに、誘導電動機が極数切替をする回転数領域ではない回転数領域で運転されている際には、前記昇圧チョッパ回路による昇圧電圧供給機能を停止させるよう制御すると共に、前記回生電流バイパス回路による電圧供給機能及び電圧回生機能を発揮させるよう制御することを特徴とする極数切替電動機の運転制御装置。
IPC (4件):
H02P 7/63 302 ,  H02P 7/63 ,  H02M 7/72 ,  H02P 5/41 302
FI (4件):
H02P 7/63 302 C ,  H02P 7/63 302 T ,  H02M 7/72 ,  H02P 5/41 302 A

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