特許
J-GLOBAL ID:200903068773146119

分注装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 繁雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-116953
公開番号(公開出願番号):特開平11-304817
出願日: 1998年04月27日
公開日(公表日): 1999年11月05日
要約:
【要約】【課題】 分注装置における撹拌時間を短縮する。【解決手段】 液面検知部1により検知した液面位置情報及び予め記憶された試料容器の下死点情報に基づいて、試料残量算出部3により試料の残量を算出し、吸引量・撹拌回数算出部5に送る。吸引量・撹拌回数算出部5により、試料残量に適した試料撹拌時の吸引量及び吸引・吐出回数を算出する。試料残量が少ない場合は、吸引・吐出量を少なくして分注系内へのエアーの吸引を抑制し、撹拌回数も少なくする。試料残量が多い場合は、吸引・吐出量を多くして撹拌回数も多くする。吸引量・撹拌回数算出部5で算出した吸引量及び撹拌回数に基づいて、撹拌制御部6はポンプ駆動機構9によりポンプを駆動させ、プローブ移動機構7によりプローブを上下させて、試料を撹拌する。
請求項(抜粋):
試料を吸引する前にプローブ移動機構によりプローブを移動させ、試料の液面位置を判断する液面検知部を備え、前記プローブにより試料の吸引と吐出を行なう分注装置において、試料の液面位置及び試料容器情報から試料残量を算出する試料残量算出部と、試料残量に基づいて試料撹拌時の吸引量及び吸引・吐出回数を算出する吸引量・撹拌回数算出部と、吸引量・撹拌回数算出部の算出結果に基づいて試料の吸引と吐出による撹拌動作を制御する撹拌制御部とを備えたことを特徴とする分注装置。

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