特許
J-GLOBAL ID:200903068779904589

斜行エレベ-タのセ-フテイ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 則近 憲佑
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-165995
公開番号(公開出願番号):特開平6-009171
出願日: 1992年06月24日
公開日(公表日): 1994年01月18日
要約:
【要約】【目的】従来の装置を大幅に変更することなく、主ロープが切断したときかごを確実に非常停止させる。【構成】かごを固定する枠体19には、かごの走行方向の一側(高所側)に端枠19aを設け、中間に中間枠19bを設け、端枠19aと中間枠19bの間に一対のガイドシャフト19c,19cを設ける。このガイドシャフト19c,19cにガイドされて移動可能に枠体21を設ける。枠体21には、回転可能にドラム7と、ドラム7の軸方向両側で互いに異なる方向に移動する一対の楔8,8と、この一対の楔8,8にそれぞれ係合して各ガイドレール3を挟むようにし、かつ頭部にも係合面を設けた一対のセーフテイ22,22を設ける。また、端枠19aには、一対のセーフテイ22,22の頭部の係合面に係合する係合面を設け、この係合面がそれぞれ係合したとき、セーフテイ22,22が強く各ガイドレールを掴むようにさせる一対の楔受23,23を、ガイドレール3,3に近接して設ける。
請求項(抜粋):
かごを固定すると共に傾斜して設置された一対のガイドレール上を走行移動する第1の枠体に回転可能に設けられ、ガバナロープに接続されたセーフテイロープを巻回するドラムと、このドラムに係合し互いに異なる方向に移動する一対の楔体にそれぞれ係合し、ガバナの動作時に前記ガイドレールを掴み前記かごを非常停止させる一対の第1の挟持体とから成る斜行エレベータのセーフテイ装置において、前記ガイドレールのそれぞれに近接して配置され、傾斜状とした第1の係合部を有する一対の楔受体と、前記第1の挟持体の端部に前記第1の係合部に係合する傾斜状とした第2の係合部を設けて成る一対の第2の挟持体と、この一対の第2の挟持体,前記ドラムおよび前記一対の楔体を装着し、かつ前記第1の枠体に設けられた端部枠と中間枠との間に移動可能に設けられた第2の枠体とから構成したことを特徴とする斜行エレベータのセーフテイ装置。

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