特許
J-GLOBAL ID:200903068784570273

スペクトラム拡散通信受信装置及びその同期確立方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-299661
公開番号(公開出願番号):特開平11-122216
出願日: 1997年10月17日
公開日(公表日): 1999年04月30日
要約:
【要約】【課題】 システム全体のスループットを向上させるとともに、高速かつ高精度の同期確立を実現することができるスペクトラム拡散通信受信装置及びその同期確立方法を提供する。【解決手段】 タイミング生成手段104から粗同期モードのステータスを「1」に設定されたモードステータス信号と入力された相関ピークに応じた制御信号とを受けとると、位相制御手段105は、粗同期モードによる位相シフト手段107の制御を実行する。相関ピークの検出回数が所定回数に達すると、粗同期モードのステータスが「0」に、微同期モードのステータスが「1」に設定される。その後もタイミング生成手段104により、相関ピークの検出回数即ち微同期モードによる位相制御が行われた回数が計数され、相関ピークの検出が所定回数に達すると、その時点からPCMデータの受信終了時まで、タイミング生成手段104から位相制御手段への制御信号の出力は停止される。
請求項(抜粋):
受信信号と受信側局部参照符号との相関演算を行う相関手段と、前記相関手段の出力信号を遅延させる遅延手段と、前記相関手段の出力信号レベルと前記遅延手段の出力信号のレベルとのレベル差に応じて受信側基準発振信号の位相をシフトして出力する位相シフト手段とから構成される遅延ロックループを有するスペクトラム拡散通信受信装置であって、前記相関演算手段の出力信号から相関ピークを検出するピーク検出手段と、前記ピーク検出手段により検出された前記相関ピークの検出回数に応じて同期引き込みモードを生成するタイミング生成手段と、前記タイミング生成手段により生成された前記同期引き込みモードに応じて前記位相シフト手段のシフト量を制御するシフト量制御手段とを備えることを特徴とするスペクトラム拡散通信受信装置。
IPC (2件):
H04J 13/00 ,  H04L 7/00
FI (2件):
H04J 13/00 A ,  H04L 7/00 C

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