特許
J-GLOBAL ID:200903068788319311

オレフィン重合用触媒およびオレフィンの重合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-346987
公開番号(公開出願番号):特開平5-178926
出願日: 1991年12月27日
公開日(公表日): 1993年07月20日
要約:
【要約】【構成】 下記一般式[I]で表される遷移金属化合物と、下記一般式[II]で表される有機化合物とを接触させることにより得られる遷移金属錯体成分および有機アルミニウムオキシ化合物成分からなるオレフィン重合用触媒、及びこの触媒を用いたオレフィンの重合方法。【化1】(MはIVB族の遷移金属、Cp1及びCp2はシクロペンタジエニル骨格を有する基、Xは水素、ハロゲン、炭化水素基等、R1及びR3は炭化水素基等、R2は水素、ハロゲン、炭化水素基等。)【効果】 高い重合活性で、分子量分布の狭い重合体が得られる。2種以上のモノマーを共重合させた場合に、組成分布の狭い共重合体が得られる。
請求項(抜粋):
(A)[a-I] 下記一般式[I]で表される遷移金属化合物と【化1】(式中、MはIVB族の遷移金属であり、Cp1およびCp2はシクロペンタジエニル骨格を有する基であり、これらのシクロペンタジエニル骨格を有する基は置換基を有していてもよく、またCp1とCp2とがアルキレン基、置換アルキレン基、シリレン基、置換シリレン基を介して結合されていてもよい。Xは水素原子、ハロゲン原子、アルキル基またはアリール基である。)[a-II] 下記一般式[II]で表される有機化合物と【化2】(式中、R1およびR3は炭素数1〜20のアルキル基、またはアリール基、アルコキシ基であり、これらの基は置換基を有していてもよい。またR1およびR3は各同一でも異なっていてもよい。R2は水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜20のアルキル基、またはアリール基、アラルキル基であり、これらの基は置換基を有していてもよい。またR1とR2は相互に結合して環を形成していてもよい。)を接触させることにより得られる遷移金属錯体成分、および(B)有機アルミニウムオキシ化合物成分とからなることを特徴とするオレフィン重合用触媒。
IPC (2件):
C08F 10/00 ,  C08F 4/642 MFG

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