特許
J-GLOBAL ID:200903068790792954

眼底撮像装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三品 岩男 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-284699
公開番号(公開出願番号):特開平6-133933
出願日: 1992年10月22日
公開日(公表日): 1994年05月17日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】観察も撮影も同じ撮像素子を共用しつつ、観察時も撮影時も手動で色の調整を行なう必要がない眼底撮像装置を提供する。【構成】光線は、レンズ11,13、固定鏡10、絞り9、レンズ8、有孔鏡2、対物レンズ1を介して、眼100の眼底Fを照明する。反射光は、レンズ1、有孔鏡2、レンズ3を介しプリズム25に入射され、R,G,B3色に分光されて各々3つの撮像素子26に入射される。この光は、各々3つの増幅器27に入力され映像信号発生器28に入力されモニタ22に出力される。撮影モードが設定されると、照明光が発生される。同時に、同調制御装置24から利得制御部29へこの旨が通知され、増幅の利得を、光源12からの光に対し最適な色調が得られるように設定する。信号は映像信号発生器28に入力され撮影出力となる。
請求項(抜粋):
被検眼の眼底を照明するための照明手段と、前記照明手段により照明された眼底を、観察および撮影するための撮像手段と、前記撮像された眼底を表示する表示手段と、前記眼底の観察を行なうか撮影を行なうかを、外部から指示される手段と、を備える眼底撮像装置において、前記照明手段は、観察時に被検眼の眼底を照明するための第1の光源と、撮影時に前記眼底を照明する、前記第1の光源よりも色温度が高い第2の光源と、前記第1または第2の光源からの光を前記眼底へ入射させ、前記眼底からの反射光を、前記撮像手段に入射させる光学手段と、を備え、前記撮像手段は、前記眼底について、3つの異なる色成分についての撮像を行なう、それぞれ異なる色に対応する3系統の撮像素子と、前記3系統の撮像素子で得られた3系統の映像信号を、それぞれ増幅させる3系統の増幅器と、前記3系統の増幅器で増幅された映像信号を入力し、カラー映像信号を生成する映像信号発生器と、前記生成されたカラー映像信号を格納する記憶手段と、を備え、前記表示手段は、前記格納されたカラー映像信号を可視画像として出力するモニタと、撮影が指示されると、前記格納されたカラー映像信号から映像信号を切りだして出力する手段と、を備え、前記眼底撮像装置は、さらに、前記指示に基づいて、前記3系統の増幅器の利得を、それぞれ、前記第1または第2の光源の色温度に応じて最適色調となる利得である、予め定められた値に設定する利得制御手段を備えることを特徴とする眼底撮像装置。

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