特許
J-GLOBAL ID:200903068790903829

楽器自動演奏装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-102021
公開番号(公開出願番号):特開平5-011749
出願日: 1981年11月20日
公開日(公表日): 1993年01月22日
要約:
【要約】【目的】 記録媒体の使用量を削減するデータ圧縮、演奏状態に応じて情報量の異なる演奏データの効率的で正確な記録、再生および再生時の演奏データの早送り、早戻しを好適に実現する楽器自動演奏装置の提供。【構成】 演奏記録に際し、各曲の先頭を示す曲間コードMCに続いて、演奏データの全情報量を示す2語長の第1ワード数データWD1,2語長のタイマデータTD,演奏状態に応じて変化する可変長のイベントデータED,早戻し時に参照する第1ワード数データと同一の第2ワード数データWD2の4データから構成された記録形態を成す。
請求項(抜粋):
楽器の操作子の操作状態を検出して操作データ、もしくは、操作強度データの少なくとも一方を出力する検出手段と、演奏収録時、楽曲の進行順に従い、上記検出手段の検出結果に基づいて操作状態の変化を検出する状態変化検出手段と、該状態変化検出手段が、状態変化を前回検出した時から今回検出した時までの経過時間を所定周期のクロックパルスに基づいて測定し、所定情報量の時間データとして出力する計時手段と、上記状態変化が検出される毎に、上記操作データ、あるいは、上記操作強度データの少なくとも一方および上記時間データを含む演奏データの情報量の合計である情報量データを、上記演奏データの記録順の前後に各々独立に該演奏データに連続して記憶する記憶手段と、自動演奏時、上記記録順前の情報量データおよび上記時間データを記憶順に読み出し、上記所定周期のクロックパルスに基づいて計時を開始する計測手段と、該計測手段の計時値が上記読み出した時間データに一致すると、上記読み出した情報量データから上記時間データの所定情報量を減算して求めた情報量を、上記時間データに対応する操作データ、または、操作強度データの少なくとも一方として前記記憶手段から読み出す読み出し手段と、該読み出された操作データ、もしくは、操作強度データの少なくとも一方に基づいて、前記楽器の操作子を駆動する操作子駆動手段と、自動演奏中に早送り指令を受けた時、上記記録順前の情報量データおよび上記時間データを記憶順に読み出し、上記所定周期のクロックパルスより周期の短い短周期クロックパルスに基づく計時を開始し、該計時値が上記読み出した時間データに一致すると、上記読み出した情報量データの情報量に基づいて次の記録順に記録されている記録順前の情報量データおよび時間データを読み出すと共に、前記読み出し手段による読み出しを中止する早送り手段と、自動演奏中に早戻し指令を受けた時、上記記録順後の情報量データおよび時間データを記憶逆順に読み出し、上記所定周期のクロックパルスより周期の短い短周期クロックパルスに基づく計時を開始し、該計時値が上記読み出した時間データに一致すると、上記読み出した情報量データの情報量に基づいて前の記録順に記録されている記録順後の情報量データおよび時間データを読み出すと共に、前記読み出し手段による読み出しを中止する早戻し手段と、を備えたことを特徴とする楽器自動演奏装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭58-088888

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