特許

J-GLOBAL ID：200903068791304295

センサ付モータのサーボ機構

発明者： 山下 正行 ,  紀平 憲一
出願人/特許権者： ブラザー工業株式会社
代理人 (1件)： 足立 勉
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-107020
公開番号（公開出願番号）：特開平7-322668
出願日： 1994年05月20日
公開日（公表日）： 1995年12月08日
要約：

【要約】【目的】 センサ付モータと制御装置との間の配線スペースを減少することができるセンサ付モータのサーボ機構を提供する。【構成】 制御装置4側のクロック信号供給手段32が、直列-並列信号変換手段28にクロック信号RCLKを供給すると共に、それに同期したクロック信号TCLKを、センサ付モータ2側の並列-直列信号変換手段18に伝送回路38,22を介して供給する。すると、並列-直列信号変換手段18が、複数のセンサ6〜16から出力されるセンサ信号をクロック信号TCLKに同期して順次シリアル信号SIとして送信し、直列-並列信号変換手段28が、そのシリアル信号SIをクロック信号RCLKに同期して順次受信しパラレル信号に変換する。ここで、制御装置4側の移相手段40は、直列-並列信号変換手段28へ供給されるクロック信号RCLKの位相を、信号の伝送遅れに応じた時間だけ移相する。

請求項（抜粋）：

モータの運転状態を検出するための複数のセンサを有するセンサ付モータと、該センサ付モータから離れた位置に配置され、前記複数のセンサから出力されるセンサ信号に基づいて前記センサ付モータを制御する制御装置と、を備えたセンサ付モータのサーボ機構において、前記センサ付モータ側に、前記複数のセンサから出力される複数のセンサ信号を、所定のクロック信号に同期して、順次シリアル信号として前記制御装置へ送信する並列-直列信号変換手段を設けると共に、前記制御装置側に、前記並列-直列信号変換手段から送信されたシリアル信号を、所定のクロック信号に同期して順次受信し、該受信したシリアル信号を複数のパラレル状のセンサ信号に変換する直列-並列信号変換手段と、該直列-並列信号変換手段へ前記クロック信号を供給すると共に、該クロック信号に同期したクロック信号を、所定の伝送回路を介して前記センサ付モータの並列-直列信号変換手段へ供給するクロック信号供給手段と、前記クロック信号供給手段から前記直列-並列信号変換手段へ供給される前記クロック信号の位相を、前記シリアル信号の伝送遅れに応じた時間だけ移相する移相手段と、を設けたこと、を特徴とするセンサ付モータのサーボ機構。

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開平1-157285
  
• 特開平3-098358
  
• 特開平4-257137