特許
J-GLOBAL ID:200903068800623803

増倍ビジュアルディスプレイ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-520569
公開番号(公開出願番号):特表平9-508477
出願日: 1994年02月07日
公開日(公表日): 1997年08月26日
要約:
【要約】増倍ビジュアルディスプレイは、生成された画像と、ユーザを取囲む環境の光景とを複合し、かつこのような複合されたビジュアル情報をユーザの目の位置に送信するビジュアルディスプレイに関する。このようなディスプレイにしばしば利用される折返しミラー(1)は、それに当たる光の一部分しか反射せず、同様にそれに到達する光の、別の一部分のみを送る。折返しミラー(1)は、このような光がS偏光するときには最大量の光を反射し、光がP偏光するときには最大量の光を送る。もし画像生成器がS偏光した光を生み出すならば、1つの4分の1の波長プレート(3)は、折返しミラー(1)によって反射される画像光がS偏光し、折返しミラー(1)を通って送信される画像光がP偏光されることを確実にするために用いられる。もし画像生成器がP偏光した光を生み出すならば、第1の4分の1の波長プレート(31)および第2の4分の1の波長プレート(32)が用いられる。
請求項(抜粋):
S偏光した光を生み出す画像生成器と用いるための増倍ビジュアルディスプレイであって、 画像生成器からS偏光した画像光を受け、かつこのようなS偏光した画像光を反射するよう置かれる折返しミラーと、 4分の1の波長プレートであって、前記折返しミラーから反射されるS偏光した画像光が前記4分の1の波長プレートを通って送られ、かつ円偏光した画像光として前記4分の1の波長プレートを出るために前記4分の1の波長だけ遅くされるよう位置付けられたものと、 反射コンバイナであって、前記4分の1の波長プレートから、円偏光した画像光を受け、このような円偏光した画像光を反射し、このような円偏光した画像光と、周囲の環境から前記反射コンバイナを通って送信される光線とを複合し、かつ複合された環境光線と円偏光した画像光線とを前記4分の1の波長プレートを通して送り、これが4分の1の波長だけ前記円偏光した画像光を再び遅くさせ、このためそれはP偏光した画像光として前記4分の1の波長プレートを出、その後これが前記環境光線とともに前記折返しミラーを通り、その後ユーザの目の位置に到達し、前記画像光線と複合された前記環境光線もまたそこに到達するよう置かれたものとを含む、増倍ビジュアルディスプレイ。

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