特許
J-GLOBAL ID:200903068800738597

GPS受信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-182193
公開番号(公開出願番号):特開平6-027219
出願日: 1992年07月09日
公開日(公表日): 1994年02月04日
要約:
【要約】【目的】 第2演算手段による測定精度を向上させる。【構成】 第1演算手段14によって得られる内蔵時計クロックずれデータを高さ位置データ内蔵時計クロックずれデータ記憶手段18に記憶しておき、第2演算手段16による測位演算の際、この高さ位置データ及び内蔵時計クロックずれデータと高さ位置データ内蔵時計クロックずれデータ演算手段20によって得られた統計的指標値を用いる。第2演算手段16は、高さ位置データH、内蔵時計クロックずれデータC、高さ位置データ及び内蔵時計クロックずれデータの平均値(aveH,aveC)及び標準偏差(stdH,stdC)を用いて等式を当て、この等式と3個の衛星に係る三元連立方程式とを連立させ、四元連立方程式を解いて測位演算を行う。移動体の移動等に伴う高さ変化がこの演算により補償され、より精度の良い測位演算結果が得られる。
請求項(抜粋):
GPS衛星から航法データを受信する受信手段と、航法データを良好に受信できるGPS衛星の個数が、三次元測位に足る個数かそれとも二次元測位に係る個数かを判別する衛星数判別手段と、三次元測位に足る個数であると判別された場合にGPS衛星から受信される航法データを用いて測位演算を実行する第1演算手段と、第1演算手段の測位演算により得られるデータのうち移動体の高さを示す高さ位置データを記憶する記憶手段と、二次元測位に係る個数であると判別された場合にGPS衛星から受信される航法データ及び過去に記憶した高さ位置データを用いて測位演算を実行する第2演算手段と、を備え、搭載される移動体の測位を行うGPS受信機において、第1演算手段の測位演算により得られるデータのうちGPSの基準時に対するGPS受信機の内蔵時計クロックのずれを示す内蔵時計クロックずれデータを記憶する手段を備え、第2演算手段が、過去に記憶した内蔵時計クロックずれデータを用いて移動体の移動による高さ変化を補償しつつ測位演算を行うことを特徴とするGPS受信機。

前のページに戻る