特許
J-GLOBAL ID:200903068816364646

ループ式通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須山 佐一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-012931
公開番号(公開出願番号):特開平6-224925
出願日: 1993年01月28日
公開日(公表日): 1994年08月12日
要約:
【要約】【目的】 ネットワークシステムの保守・管理に関する優先データの送信が各局で多数同時に発生した場合の対応を図り、重要性つまり優先度の高い優先データの消失を防止する。【構成】 自局の優先データを送信する代わりに一時バッファ43に受信チャネルのデータを格納しようとしたとき、一時バッファ43に空きがない場合は、該チャネルのデータの優先度と既に一時バッファ43に格納しているデータの最も低い優先度とを比較し、チャネルのデータの優先度が高いとき、優先度が最も低いデータを一時バッファ43から消去して受信チャネルのデータを一時バッファ43に格納する。また一時バッファ43のデータを送信するときは、優先度の高いデータから送信を行い、一時バッファ43から消去したデータの送信先に、該データを消去した旨を通知する。
請求項(抜粋):
制御局を含む複数の局を伝送路によりループ状に接続し通信を行うための1または2以上のチャネルを有し、該チャネル内に該チャネルの空塞状態を示す第1のフラグ、優先データの送信時セット状態とする第2のフラグ、および前記優先データの優先度を示すデータを含むフレームを、前記制御局から前記伝送路に送出して該伝送路上を周回させ、且つ、前記優先データを有する前記局は該優先データの送信時、受信した前記チャネル内の前記第2のフラグがリセット状態のとき、あるいはセット状態であっても前記チャネル内の優先度を示すデータが自局の前記優先データの優先度より低い場合、該チャネルが塞状態であっても該チャネルを獲得して送信し、同時に前記チャネルのデータを一時バッファに格納して、この一時バッファに格納したデータを次のフレームに前記手順の繰り返しにより送信するループ式通信システムにおいて、前記一時バッファに前記チャネルのデータを格納しようとしたとき、前記一時バッファに空きがない場合は、該チャネルのデータの優先度と既に前記一時バッファに格納しているデータの最も低い優先度とを比較し、前記チャネルのデータの優先度が高いとき、前記優先度が最も低いデータを前記一時バッファから消去して前記チャネルのデータを前記一時バッファに格納する手段を有することを特徴とするループ式通信システム。

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