特許
J-GLOBAL ID:200903068826476957

被識別対象物の識別方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-286228
公開番号(公開出願番号):特開平9-127177
出願日: 1995年11月02日
公開日(公表日): 1997年05月16日
要約:
【要約】【課題】 電圧検知方式と電流検知方式の二つの識別方法を併用して、互いの欠点を補い、目標の被識別対象物を検出する。【解決手段】 導電性の複数のケーブルの中から特定ケーブルAを識別する被識別対象物の識別方法において、過負荷判定回路20によって特定ケーブルの受信端が開放状態か接地状態か判定し、開放状態の場合には電圧検知方式を用い、電圧印加部11から特定ケーブルの心線A2に印加された電圧信号を電圧検出部30で検出してケーブルの識別を行い、また接地状態の場合には電流検知方式を用い、電流供給部16から心線A2に供給された電流信号を電流検出部51で検出してケーブルの識別を行う。
請求項(抜粋):
導電性の複数の被識別対象物の中から所定被識別対象物を識別する被識別対象物の識別方法において、第1の発振部から発振される所定周波数からなる電圧信号を生成し、該電圧信号を直接前記所定被識別対象物に印加する印加工程と、静電結合方式によって前記電圧信号を検出し、該検出結果から所定被識別対象物を識別する第1の識別工程とからなる電圧識別方式と、第2の発振部から発振される定周波数の信号に基づいて、定周波数定電流信号を生成し、該定周波数定電流信号を直接前記所定被識別対象物に供給する供給工程と、電磁誘導方式によって前記被識別対象物に供給された電流信号を検出し、該検出結果から所定被識別対象物を識別する第2の識別工程とからなる電流識別方式とを有し、前記所定被識別対象物の受端側の接地状況を判別し、該判別結果に基づき、前記電圧識別方式又は前記電流識別方式を用いることを特徴とする被識別対象物の識別方法。

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