特許
J-GLOBAL ID:200903068827101914

自動変速機のオイルポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-063880
公開番号(公開出願番号):特開平8-261162
出願日: 1995年03月23日
公開日(公表日): 1996年10月08日
要約:
【要約】【目的】中心部ポンプ要素の内周面に形成される溝の形状によって、内周部に嵌着したブッシュの真円度低下による偏磨耗を防止し、組付けやすい中心部ポンプ要素を提供する。【構成】インナーギア4の内周面に、第一溝4a1 ,4b1 をインナーギア4の軸線方向幅Aの一部(軸線方向幅α)のみに亘って延在させ、また、インナーギア4の反対側の側面から第二溝4a2 ,4b2 を第一溝4a1 ,4b1 と連通するまで延在させ、相互に、インナーギア4の円周方向へ位相ずれさせて隙間Rを構成する複数の溝の内、第一溝4a1 と第二溝4a2 をキー溝4aとして利用し、残りを油溝4bにしてオイルポンプのオイルを第一溝4b1 から溝幅WR を経て、第二溝4b2 を通りトルクコンバータ2に供給する。
請求項(抜粋):
中心部ポンプ要素を、該ポンプ要素の内周部に嵌着したブッシュを介して固定軸上に回転自在に支承し、前記中心部ポンプ要素の内周面に形成した複数の溝の内の一部をキー溝として利用し、残りの溝を油溝として利用し、キー溝内にポンプ駆動軸の端部爪を侵入させて中心部ポンプ要素を回転駆動することによりポンプ作用を行い、このポンプ作用により吐出されたオイルの一部を、前記油溝により、該ポンプ要素の軸線方向両側間で往来させるようにした自動変速機のオイルポンプにおいて、前記溝は、第一の溝を、前記ポンプ駆動軸に近い中心部ポンプ要素の側面から該中心部ポンプ要素の軸線方向幅寸法の一部のみに亘って延在させ、第二の溝を、前記中心部ポンプ要素の反対側面から丁度、前記第一の溝と連通するまで延在させ、前記第一の溝および第二の溝を相互に、中心部ポンプ要素の円周方向へ位相ずれさせたことを特徴とする自動変速機のオイルポンプ。
IPC (2件):
F04C 2/00 ,  F04C 15/00
FI (2件):
F04C 2/00 ,  F04C 15/00 G

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