特許
J-GLOBAL ID:200903068838057712

VGSタイプターボチャージャにおける排気ガイドアッセンブリに適用される可変翼の軸部の転造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 東山 喬彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-235704
公開番号(公開出願番号):特開2003-048033
出願日: 2001年08月03日
公開日(公表日): 2003年02月18日
要約:
【要約】【課題】 VGSタイプターボチャージャに組み込まれる可変翼の軸部を転造するにあたり、所望の転造性を維持しながら、生産性をも極力、向上させる加工条件を、極めて容易に設定できるようにした、新規な転造手法を提供する。【解決手段】 本発明は、可変翼1の原形となる素形材Wの軸部形成部12aに転造加工を施し、所望の径太さに形成するものであり、転造ローラの回転数Rと、一組の転造ローラ61を接近させる送り速度Vとを選定するにあたって、転造ローラの回転数Rと転造性Pの程度とを、異なる二軸としたグラフ上において、転造ローラの送り速度Vを限界最小値Vmin とした際の転造ローラの回転数Rと転造性Pとの関係を示す軌跡と、転造ローラの回転数Rを限界最大値Rmax としたラインと、転造性Pの程度を限界最小値Pmin としたラインとによって囲まれるエリアAR内で加工条件を設定するようにしたことを特徴とする。
請求項(抜粋):
回動中心となる軸部と、実質的に排気ガスの流量を調節する翼部とを具え、エンジンから排出された比較的少ない排気ガスを適宜絞り込み、排気ガスの速度を増幅させ、排気ガスのエネルギで排気タービンを回し、この排気タービンに直結されたコンプレッサで自然吸気以上の空気をエンジンに送り込み、低速回転時であってもエンジンが高出力を発揮できるようにしたVGSタイプのターボチャージャに組み込まれる可変翼を製造するにあたり、前記可変翼は、翼部と軸部とを一体に具えた、可変翼の原形となる金属の素形材を出発素材とし、この素形材の軸部形成部に、一組の転造ローラによる転造加工を施し、所望の径太さに形成するものであり、前記転造ローラの回転数と、一組の転造ローラを接近させる送り速度との加工条件を選定するにあたっては、転造に伴って生ずる軸伸びやシャープエッジあるいは転造によって軸部に蓄積される歪みや転造に要する圧造力から総合的に転造性の優劣を判断し、この転造性をほぼ所望の値に維持しながら、極力、生産性を向上させるように加工条件を設定するようにしたことを特徴とするVGSタイプターボチャージャにおける排気ガイドアッセンブリに適用される可変翼の軸部の転造方法。
IPC (3件):
B21H 7/16 ,  F02B 37/24 ,  F02B 39/00
FI (3件):
B21H 7/16 ,  F02B 39/00 T ,  F02B 37/12 301 Q
Fターム (8件):
3G005DA02 ,  3G005EA04 ,  3G005EA15 ,  3G005EA16 ,  3G005FA00 ,  3G005GA04 ,  3G005GB82 ,  3G005KA07
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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