特許
J-GLOBAL ID:200903068840866300

四輪車両駆動装置及びその装置におけるトルクの分配方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-153747
公開番号(公開出願番号):特開平6-072179
出願日: 1993年06月24日
公開日(公表日): 1994年03月15日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 車輪の滑りに応答して二輪駆動と四輪駆動とを自動的に切り換える四輪車両駆動装置を提供する。【構成】 即時応答車両駆動装置10は、速度及び位置センサ170、176と、一次及び二次出力軸を有するトランスファケース28と、マイクロコントローラ200と、車両速度センサ、一対の一次及び二次駆動軸センサ及びブレーキ及びドライブライン状態センサを備える。トランスファケース28はマイクロコントローラによって制御される調整電磁クラッチ124を備え、段階的に係合して一次出力軸から二次出力軸にトルクを伝達する。駆動軸の速度の一方が他方の駆動軸の速度を所定の値だけオーバーラーンし、車輪の滑りがあると、クラッチ電流は段階的に増加されてクラッチの係合を増加しかつトルクを二次車軸に伝達する。滑りが所定の値以下に下がるとクラッチへの電流も段階的に減少される。
請求項(抜粋):
一次差動装置(36、14’、14”)、一対の一次車軸(32、12’、12”)及び一対の一次駆動輪(34、22’、22”)を有する一次駆動組立体と、二次差動装置(14、36’、36”)、一対の二次車軸(12、32’、32”)及び一対の二次駆動輪(22、34’、34”)を有する二次駆動組立体と、一次駆動軸(38、24’、24”)を介して駆動トルクを前記一次駆動組立体に供給する原動機(42、42’、42”)と、前記一次駆動軸(38、24’、24”)から前記二次駆動組立体にトルクを選択的に伝達するための調整クラッチ手段(124、124’、124”)と、前記一次駆動組立体の回転速度を検出するための手段(170、170’170”)と、前記二次駆動組立体の回転速度を検出するための手段(176、176’176”)と、前記一次駆動組立体の速度を前記二次駆動組立体の速度と比較しかつ前記速度間の差が所定の値より大きくなったとき前記調整クラッチ手段(124、124’、124”)を段階的に係合するためのマイクロコントローラ手段(200)と、を組み合わせて備えている適応性を有する四輪車両駆動装置(10、10’、10”)。
IPC (2件):
B60K 23/08 ,  F16H 37/00
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開平4-151030
  • 車両の動力伝達制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-260653   出願人:マツダ株式会社
  • 特開平3-054030
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