特許
J-GLOBAL ID:200903068848189102

タスク切替装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮井 暎夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-273501
公開番号(公開出願番号):特開平8-137703
出願日: 1994年11月08日
公開日(公表日): 1996年05月31日
要約:
【要約】【目的】 各タスクの処理制限時間内に処理を終了できるようにタスクのスケジューリングを行い、タスク切替の効率を高める。【構成】 タスクが発生した場合、タスク発生回路101がタスクの発生を検出し、タスク優先度算出回路123が、時間計測回路102から得られる現在の時刻と、処理制限時間記憶テーブル111から得られるタスクの処理制限時間を用いて、このタスクの優先度を算出する。算出されたタスクの優先度ば、タスク優先度記憶テーブル112に記憶される。実行タスク選択回路121がタスク優先度記憶テーブル112に記憶されている優先度の中から、最も高い優先度をもつタスクを選択し、タスク実行回路122が、このタスクを実行する。【効果】 タスクの優先順位を常に最適に設定することができ、これを用いてタスクの切替を行うので非常に効率の良いタスク切替を行うことができる。
請求項(抜粋):
時間を計測しこの時間データを出力する時間計測手段と、1つ以上のタスクのそれぞれの処理制限時間データを記憶する処理制限時間記憶手段と、実行中および実行待ちの各タスクの優先度を示す優先順位データを記憶し、前記優先順位データに変更が生じた場合には優先度変更発生信号を出力するタスク優先度記憶手段と、タスクの発生を検出し発生したタスクの識別番号を出力するタスク発生検出手段と、前記タスクの識別番号が供給されると、前記処理制限時間データと前記時間データから、発生したタスクの優先順位データを算出し、前記タスク優先度記憶手段に供給するタスク優先度算出手段と、タスクを実行し、このタスクの実行が終了したとき、タスク実行終了信号を出力するタスク実行手段と、前記優先度変更発生信号が供給されると、最も優先度の高いタスクを選択し、このタスクの識別番号を前記タスク実行手段に供給し、前記タスク実行終了信号が供給されると、対応するタスクの優先順位データを前記タスク優先度記憶手段から消去する実行タスク選択手段とを備えたことを特徴とするタスク切替装置。

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