特許
J-GLOBAL ID:200903068851805809

波長可変光フイルタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-338604
公開番号(公開出願番号):特開平7-198936
出願日: 1993年12月28日
公開日(公表日): 1995年08月01日
要約:
【要約】【目的】 小形・軽量で、しかも高い精度で透過波長の制御が可能で、応答性、信頼性に優れた波長可変光フィルタを提供する。【構成】 片面に曲面形状を有するガラス基板3の曲面部11に誘電体多層膜4が形成されており、この誘電体多層膜4を外部から入射された光が透過する。ガラス基板3はきょう体に収容された圧電アクチュエータ2により、光軸に垂直な方向に移動する。ガラス基板3の移動により透過光に対する誘電体多層膜4の角度が変化し、透過波長を制御することができる。圧電アクチュエータ2により、ガラス基板3は高精度に位置決めされるので高い精度で波長制御ができる。上記構成でガラス基板3の片面を凸形状の曲面にし、反対側の面をこれと同じ形状の凹形状の曲面とすることで、入射光と出射光の光軸の角度を一致させ、挿入損失の波長依存性を低減させることが可能である。
請求項(抜粋):
互いに対向する第1および第2の面を有し、前記第1の面の一部に第1の曲面を有する光学的に透明な基板と、該基板の前記第1の曲面に形成された干渉膜フィルタと、外部からの光を前記干渉膜フィルタに入射させる光入力部と、前記干渉膜フィルタを透過した光を外部に出射させる光出力部と、前記外部からの光の光軸に対してほぼ垂直な方向に、前記基板を移動させる手段を備えたことを特徴とする波長可変光フィルタ。
IPC (2件):
G02B 5/28 ,  G02B 26/00
引用特許:
審査官引用 (1件)

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