特許
J-GLOBAL ID:200903068861691283

自動車用エアバッグ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本多 小平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-102638
公開番号(公開出願番号):特開平8-295196
出願日: 1995年04月26日
公開日(公表日): 1996年11月12日
要約:
【要約】【目的】 自動車用エアバッグ本体の外側に取付(被着)けられるエアバッグカバーの取付作業性を簡素化する。【構成】 平面略く字状に折り曲げ形成して、その横幅を相対的に狭めたベース部材を、エアバッグ本体と共にエアバッグカバー内に位置させた後、そのベース部材を偏平化することで該ベース部材の横幅を拡張させて、該ベース部材に設けられている係止爪をエアバッグカバーに係止させてベース部材をエアバッグカバーに結合させる。【効果】 ベース部材の拡張作用によって、該ベース部材とエアバッグカバーとが一体に結合されることリベット等の取付部材を使用する必要がなく、これによってエアバッグカバーの取付作業性及び経済性が大幅に向上する。
請求項(抜粋):
エアバッグ本体(21)に、インフレーター(11)からのガスを導入するための開口部(22)を形成し、この開口部(22)の周縁部(22A)を、その周縁部(22A)の内側に位置されるリテーナ(25)と、周縁部(22A)の外側に位置されるベース部材(14)によって挟持し、さらにそのベース部材(14)に前記エアバッグ本体(21)の外側に被せられるエアバッグカバー(28)及び前記インフレーター(11)を固定させてなる自動車用エアバッグ装置において、前記エアバッグカバー(28)の内側複数個所にベース部材(14)との係止部(29,32)を形成し、また前記ベース部材(14)は、側面略く字状に折り曲げられて、その左右両側辺間の幅が相対的に狭められるように形成されていると共に、そのベース部材(14)の辺縁には、前記エアバッグカバーに設けられている前記係止部(29,32)と係止される係止爪(19)を有するものであって、前記エアバッグ本体(21)を前記リテーナ(25)と協同して挟持する前記ベース部材(14)を、そのく字状折り曲げ状態を維持したままで、前記エアバッグ本体(21)と共に前記エアバッグカバー(28)内に位置せしめた後に該ベース部材(14)を偏平化し、この偏平化によってベース部材(14)の左右両側辺間の幅を拡張させて、そのベース部材(14)の辺縁に設けられている係止爪(19)をエアバッグカバー(28)に設けられている係止部(29,32)と止着させてなることを特徴とする自動車用エアバッグ装置。

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