特許
J-GLOBAL ID:200903068866536200

磁気共鳴装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-505779
公開番号(公開出願番号):特表平11-512959
出願日: 1997年06月11日
公開日(公表日): 1999年11月09日
要約:
【要約】本装置は、測定空間(35)内に直交座標系の軸の一つにほぼ平行の方向の定常磁界を発生させるための磁石(1)と、勾配コイル系(3)およびその勾配コイル系に所定の時間的変化を呈する励磁電流を供給するための制御手段(7,9)を備えた勾配系(2)とを含んでいる。勾配コイル系(3)は、測定空間内の位置によって決まる勾配磁界を発生させて、主勾配磁界の一つを定常磁界に重畳させることにより形成された磁界が、座標系の座標の関数として、座標の二つに対して零に等しい所定の係数を有する一次項と高次項とを備えた級数で表わされるようにそれぞれ構成配置された複数の線形勾配コイル系を含んでいる。勾配系(2)は、その勾配系によって発生させた磁界を定常磁界に重畳させることによって形成した磁界を表わす級数の2次項の少なくとも一部が所定の係数を有するように構成配置されている。このようにして、付随した勾配磁界の不所望効果が打ち消される。
請求項(抜粋):
測定空間(35)内に直交座標系の軸の一つにほぼ平行の方向の定常磁界を発生させるための磁石系(1)と、勾配コイル系(3)およびその勾配コイル系に時間の関数として所定の変化を呈する励磁電流を供給するための制御手段(7,9)を備えた勾配系(2)とを含み、勾配コイル系(3)が、測定空間内の位置によって決まる主勾配磁界を発生させて、主勾配磁界の一つを定常磁界に重畳させることにより形成された磁界が、座標系の座標の関数として、座標の二つに対して零に等しい所定の係数を有する一次項と高次項とを備えた級数で表わされるようにそれぞれ構成配置された複数の線形勾配コイル系を含んだ磁気共鳴装置において、勾配系(2)が、その勾配系によって発生させた磁界を定常磁界に重畳させることによって形成した磁界を表わす級数の2次項の少なくとも一部が所定の係数を有するように構成配置されていることを特徴とする磁気共鳴装置。
IPC (3件):
A61B 5/055 ,  G01R 33/20 ,  G01R 33/387
FI (3件):
A61B 5/05 341 ,  G01R 33/20 ,  G01N 24/06 520 Y
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 磁気共鳴診断装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-353255   出願人:株式会社東芝

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