特許
J-GLOBAL ID:200903068868123698

聴取位置自動補正装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宇井 正一 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-219842
公開番号(公開出願番号):特開平7-072876
出願日: 1993年09月03日
公開日(公表日): 1995年03月17日
要約:
【要約】【目的】 各スピーカから聴取位置までの各距離の差により生じる音場の偏りを自動的に補正する聴取位置自動補正装置を提供する。【構成】 各スピーカ71,72,73,74について、M系列信号を再生し、その応答を聴取位置に置かれたマイク81,82により取得して所定のメモリに格納する。次いで、そのM系列応答を、高速M系列変換によりインパルス応答に復元する。そして、そのインパルス応答のピーク値をサーチし、そのピーク値に基づいて立ち上がり検知のためのスレショールドを設定する。次に、そのスレショールドを最初に越える時間である立ち上がり時間を検知する。最後に、各スピーカの中で最長の立ち上がり時間を有するスピーカを基準にして、各スピーカの立ち上がり時間の差分を求め、その各差分を各スピーカの出力ディレイとして設定する。
請求項(抜粋):
オーディオシステムにおいて、各スピーカから聴取位置までの各距離の差により生じる音場の偏りを自動的に補正する装置であって、前記各スピーカについて、M系列信号を再生するM系列信号再生手段と、前記聴取位置に置かれた、前記各スピーカに対応する所定のマイクでの収音により、前記M系列信号に対するM系列応答を取得し所定のメモリに格納するM系列応答取得手段と、前記M系列応答を、高速M系列変換によりインパルス応答に復元するインパルス応答復元手段と、前記インパルス応答のピーク値をサーチし、該ピーク値に基づいて立ち上がり検知のためのスレショールドを設定するスレショールド設定手段と、前記スレショールドを最初に越える時間である立ち上がり時間を検知する立ち上がり時間検知手段と、前記各スピーカの中で最長の立ち上がり時間を有するスピーカを基準にして、前記各スピーカの立ち上がり時間の差分を求め、該各差分を前記各スピーカの出力ディレイとして設定する出力ディレイ設定手段と、を具備してなる聴取位置自動補正装置。
IPC (4件):
G10K 15/00 ,  H04R 5/02 ,  H04S 1/00 ,  H04S 7/00
FI (2件):
G10K 15/00 L ,  G10K 15/00 M

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