特許
J-GLOBAL ID:200903068873668970

自転車前輪制御機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-230192
公開番号(公開出願番号):特開平7-081652
出願日: 1993年09月16日
公開日(公表日): 1995年03月28日
要約:
【要約】【構成】 懸架装置100と制動装置とを備え、懸架装置100は、車軸22と2個のL型部材21とからなる偏心保持体10を備え、軸部23は車軸22の鉛直上方にて弾性体41を介してハウジング31で支持されており、懸架装置100は、前輪に対し、軸部23の軸回りに軸部23と車軸22との軸間距離を半径とする揺動運動を、制限された所定の揺動角の範囲内で可能にするようになっており、制動装置は、リムの側面が半径方向に広く形成されており、該側面は略鉛直となっている。【効果】 制動時又は走行時において、前輪に、前及び真下から加わる衝撃を緩和でき、走行性を向上できる。
請求項(抜粋):
自転車のフロントフォークに取付けられて前輪を支持する懸架装置と、その前輪を制動する制動装置とを備えた自転車前輪制御機構であって、懸架装置は、軸方向中央部の偏心軸とその両端にあって偏心軸と平行な支持軸とを有してなるクランク軸構造の偏心保持体を備えてなり、偏心保持体は、偏心軸が前輪の車軸と一致し、支持軸が偏心軸の鉛直上方にて弾性体を介在させてフロントフォークに支持されており、偏心保持体には、支持軸を鉛直上方に支持するとともに支持軸回りの揺動運動に復元力を与えるための弾性力が上記弾性体により作用するようになっており、上記弾性体の弾性力は軸方向に抑制されており、懸架装置は、前輪に対し、支持軸と偏心軸との軸間距離を半径とする揺動運動を制限された所定の揺動角の範囲内で可能にするようになっており、制動装置は、前輪に設けられた制動面をフロントフォークに固定された制動部材により軸方向に押圧して制動を行なうものであり、制動面が、前輪が上記揺動運動を行なっても常に制動部材に対して軸方向に対向する部分があるような半径方向の広さを有するものであり、且つ鉛直面に対して、平行であり又は+10°から-10°の範囲で傾斜していることを特徴とする自転車前輪制御機構。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-331610

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