特許

J-GLOBAL ID：200903068876607432

モータの制御装置および制御方法

発明者： 府川 宏光
出願人/特許権者： 日産自動車株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-320989
公開番号（公開出願番号）：特開平10-150789
出願日： 1996年11月15日
公開日（公表日）： 1998年06月02日
要約：

【要約】【課題】定速度制御時のモータメカ系のアンバランスによる回転ムラをなくす。【解決手段】モータの回転速度を制御する速度制御ループ23、モータの駆動電流を制御する電流制御ループ24とを有する。補正データマトリックス26にはモータの回転数又は負荷のいずれかを含む現在の運転条件が入力され、この運転条件に対応する補正データが速度ループ23へ出力される。この補正データにより速度ループ23はトルク指令のゲイン等の制御要素を変化させる。補正データは制御装置の調整時にスイッチ27を閉じて特徴抽出演算部25から書込まれる。特徴抽出演算部25は回転数、負荷のそれぞれについての回転精度を計測し、エンコーダ上の位置でのアンバランス角度を検出し、これを元にして各運転条件毎のモータメカ系の個別のアンバランス補正テーブルを自動作成する。

請求項（抜粋）：

モータの回転速度を制御する速度制御ループと、前記モータの駆動電流を制御すべく前記速度制御ループの内側に設けられた電流制御ループとを備えたモータの制御装置において、モータの回転数又は負荷の少なくともいずれかを含む運転条件が入力され同運転条件に対応する補正データを出力する補正データ出力手段が備えられ、前記速度制御ループ又は前記電流制御ループの制御要素を前記補正データに応じて変化させることを特徴とするモータの制御装置。